非心臓手術を受けた新生児1,305例のうち22.8%が周術期に赤血球輸血を受け、術後Hbが測れた輸血例の51.1%はHb 12.0 g/dL以上でした。ところが、この「Hbが高すぎる輸血」そのものは合併症や死亡と有意な関連がなく、死亡と関連していたのは輸血量(追加5 mL/kgごとに30日死亡のオッズ1.05倍)のほうでした。産科麻酔と並んで新生児の麻酔を多く担当していた埼玉医大時代の経験や、心臓手術の制限輸血RCTとの共通点、「数字を整えるための輸血」への考えまで話しました。
【このポッドキャストについて】
ワンランク上の麻酔科医になれる「#ワンますラジオ」
週3回、10分間で、臨床の現場で役立つエビデンスをコンパクトに解説。通勤時間や仕事の合間など、忙しい臨床の「すきま時間」にお聴きいただけるとうれしいです。
▼出演
松田祐典|産科麻酔科医
▼情報発信
ワンますニュース
Noteで論文について学ぶ
Subatackでワンますの裏側をみる
▼参考文献
Perioperative Blood Transfusion, Postoperative Hemoglobin, and Clinical Outcomes in Neonates: A Retrospective Observational Study From a Large Quaternary Hospital
▼Episode ID
2026_Goobie_AA