AI(人工知能)の普及によって、一人で担える仕事の範囲が広がり、これまで分担を前提としてきた仕事の進め方が変わろうとしています。そんななか、社員同士の関係性をどう築き、そこにWe-Beingを育んでいけるのか。また、チームや組織はどのような役割を担うのか。We-Being Radio第4回では、We-Beingの探究と実践に向けて専門家・実務家と対話する研究会「We-Being Dialogue #1」での議論も振り返りながら、AI時代における組織・チームのあり方を考えます。ゲストには、同研究会にも登壇いただいた株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEOの安斎勇樹さんを迎え、We-Being Project発起人であるコクヨ ワークスタイル研究所所長の田中康寛さんとともに、議論を深めました。
▼ハイライト
コロナ禍以降、組織は目指す「旗」を失っている?/不確実性の時代に「問うこと」が再注目される/仕事の工程が見えなくなるなかで、人を“信頼”することをどう取り戻すか/AIを使うことが「ズル」と見なされるのはなぜ?/AI時代に問い直される「自分で考えること」の意味/社内ラジオ通じて、履歴書には載らないその人のストーリーを伝える/社内の「推し活」が、組織の一体感につながる/「信用」と「信頼」は何が違う?/仕事以外の「B面」を紹介する、コクヨの「CULTURE SNACK」/「興味のレンズ」が近い人同士をつなぐMIMIGURIの「探キューピット」/ソロプレナーも生まれる時代に、組織やチームのあり方はどう変わる?/これまでの組織論は、人間の認知の狭さを前提につくられてきた/分業は「横」から「縦」へ──上流から下流まで一気通貫で担う働き方が増えていく/役割があることで、その立場から発言できる/肩書きを見つめ直すことが、組織のなかでのアイデンティティを育むことに/AIがエントリーレベルの仕事を担うとき、若手はどこで仕事を覚える?/一人ひとりのアイデンティティが際立つと、「会社らしさ」はどう変わる?/どんな「自分らしさ」が発芽するかに、「会社らしさ」が表れる/「文化」と「風土」は何が違う?/会社の文化は、何にお金・時間・面積を使うかに表れる/「真面目な会社なのに、飲み会には経費が落ちやすい」──暗黙の価値基準に表れる「会社らしさ」/その人らしさがにじみ出る場を、どうつくる?/「会社らしさ」と「自分らしさ」を組織のなかで流通させる/ベテラン社員の語りや雑談が、「会社らしさ」を受け継いでいく/フォーマルとインフォーマルの「あいだ」にあるコミュニケーション
▼出演
安斎勇樹(株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO)
東京大学大学院 情報学環 客員研究員。1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。人の創造性を活かした新しい組織・キャリア論について探究している。主な著書に『静かな時間の使い方』『冒険する組織のつくりかた』『問いのデザイン』『新 問いかけの作法』『ルールのデザイン』などがある。Voicy『安斎勇樹の冒険のヒント』放送中。
田中康寛(コクヨ ワークスタイル研究所 所長/We-Being Project発起人)
岡田弘太郎(一般社団法人デサイロ代表理事/We-Being Project リサーチパートナー)
▼We-Being Projectとは
「We-Being Project」は、幸せを「わたし」ではなく「わたしたち」の目線で捉え直す取り組みです。コクヨと京都大学・内田由紀子教授の共同研究をもとに、ウェルビーイングを人・場・社会との「あいだ」に見出す新指標「We-Being」を提唱。専門家を招いた研究会、30人の実践者へのインタビューなど、様々な視点から、We-Beingについての探求を行い、職場や教育空間、公共空間への実装を進めていきます。
▼We-Being Project公式サイト・各種SNS
https://we-being.net/
https://www.instagram.com/we_being_pj/
https://www.youtube.com/@We-Being
▼We-Being Radioとは
これからの時代の「働く幸せ」って何だろう? オフィスや働き方の未来はどうなっていく?
コクヨが新たに提唱する「We-Being(わたしたちの「あいだ」に宿るウェルビーイング)」をめぐって、研究者や実践者の方々と語り合う番組。職場における孤独・孤立をほぐし、幸せに働くヒントを、みなさんと一緒に探していきます。
▼関連リンク
『同調から個をひらく社会へ―文化比較から紐解く日本の働く幸せ―』
https://yokoku.kokuyo.co.jp/news/kyotou_kokuyo/
職場に「私たち」という感覚をどう立ち上げるか?──記憶・余白・推し活から考える、組織とワークプレイスの未来【We-Being Dialogue #1】
https://we-being.net/projects/we-being-dialogue_1
株式会社 MIMIGURI
https://mimiguri.co.jp/
『問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション』
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761527433/
『冒険する組織のつくりかた』
https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-3117-0
「探究マッチング・リアリティショー」大人の探究をエンタメ化し、組織開発を促進する対話の仕掛け
https://note.com/cultibase/n/n2b8262f28128
▼クレジット
企画・制作:一般社団法人デサイロ
音声編集:コウ
収録:Unknown Unknown