話者:ぼうず/りんたろう
今回はリミナルスペース第3回として、「本当の空間」としての建築から、不気味さや魅力が立ち上がる瞬間を掘り下げます。戦後モダニズムから派生したブルータリズム、旧ソ連圏の巨大建築やモニュメント、ソビエト宮殿、スポメニック、京都国際会館や大阪の国立国際美術館まで、生活感や用途が薄れた巨大な空間がなぜリミナルに見えるのかを話します。さらに、データセンターのような現代の用途不明な巨大施設、ゲーム『Pools』『Control』『ICO』、漫画『BLAME!』へと話題は広がります。何のための場所なのか分からないまま、スケールだけが迫ってくる空間。建築、モニュメント、ゲーム、フィクションを通して、「理解できそうでできない」場所の怖さと面白さを考える回です。
ブルータリズム/モダニズム/ル・コルビュジエ/ユニテ・ダビタシオン/国立西洋美術館/ソビエト宮殿/Kurpaty Health Resort クルパティ保養所/写真集「Spomenik」スポメニック/エヴァンゲリオン/メタボリズム/黒川紀章/中銀カプセルタワービル/大学セミナー・ハウス/京都国際会館/ACK(Alternative Kyoto)/Apple Park(インフィニティ・ループ)/太陽の塔/国立国際美術館/Родина-мать зовёт!(祖国は呼びかけている!)/世界首都ゲルマニア/CONTROL/BLAME!/シドニアの騎士/弐瓶勉
(番組内で紹介する内容に誤りがある場合はご指摘頂けますと幸いです)
参考文献「リミナルスペース 新しい恐怖の美学」著者:Alt236、翻訳:佐野ゆか、出版:フィルムアート社