19日、東京みやこ・代々木競技場第二体育館にてセンダイガールズプロレスリング『ざ とっぷ of JOSHI WRESTLING』が開催。【赫覚醒】岩田美香&高瀬みゆきがスターダムとの対抗戦を制してセンダイガールズワールドタッグ王座の防衛に成功した。 スターダムとセンダイガールズプロレスリング(せんじょ)は度々対抗戦を行っており、強さを競い合うライバル関係にある。 今大会のセミファイナルでは、【赫覚醒(レッドエナジー。通称アカエナ)】岩田美香&高瀬みゆきの持つセンダイガールズワールドタッグ王座に【杯 High Mate(はいはいめいと)】舞華&HANAKOが挑戦。杯 High Mateは女子プロレス界最強との呼び声も高い【チーム200kg】橋本千紘&ゆうから勝利しており、その勢いのままに王座奪取に向けて自信を見せていた。 試合は序盤から杯 High Mateが場外戦で優位を掴み、リング上でも鉄の連携を見せて岩田に集中砲火を浴びせていく。 岩田が溜め込んだ怒りを爆発させてHANAKOにえげつない蹴りをめり込ませ、高瀬も一回り以上体格が違う181cmのHANAKOを相手にパワーで勝ってじわじわと逆転。 岩田と舞華の対面となると、互いに雄叫びを上げながら感情むき出しのエルボー合戦を展開。これを制した舞華がバックドロップからみちのくドライバーIIを狙うが、着地した岩田がスピンキックからヘッドバッド、トラースキックと連撃。舞華も倒れずラリアットで反撃し、一歩も引かない。 終盤には杯 High Mateが岩田に裏摩周を、赫覚醒がダブルのバックドロップを決める合体攻撃の応酬となり、HANAKOが必殺のJPコースターを狙う。これを着地した岩田が顔面にランニングニーをめり込ませ、三角蹴りからバズソーキック、トラースキック、バズソーキックの猛連撃ですりーかうんとを奪った。 バックステージに戻った杯 High Mateは未だ余力を残した様子であり、舞華が「私の“絶対ぶっ倒すリスト”にアカエナ入ったからな!このリストに入ったらお前ら天国に行こうが地獄に行こうが何度だって追いかける!」とリベンジを求めて吼える。 そこへ赫覚醒の2人が乱入。またも乱闘が起きてしまうのかと思われたが、岩田は「ずっとお前らのこと『薄っぺらい薄っぺらい』と言ってきたけど、リングでしっかり身体で感じさせてもらったわ。