けそとノビオのやまんばラジオ

小説『救われてんじゃねえよ』を語る


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【Episodio45】今回は小説『救われてんじゃねえよ』について、徒然なるままに語らいます。


甘えるお母さんの口調がぶりっ子になってしまう理由/「ヤングケアラー」というラベルが取りこぼす存在/大変さと愉快さは同時に存在する/何かの当事者、話し相手を「非当事者」だと想定しがち問題


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『救われてんじゃねえよ』(2025年出版(@日本))


【ざっくり内容&小説のみどころ】

主人公の沙智は、母と父と3人で県営住宅に暮らす女子高校生。家の中のケアの役割を父がのらりくらりと躱すせいで、難病を患う母の介護も家事も、中心となりこなす日々だ。うんざりしながらも沙智は、さっちゃんさっちゃんと自分を頼る母のことも、タクシーに乗っても金は増えないからパチンコより損だと言い放つ父のことも、はっきり嫌うことができない。矛盾している?それが人間だろ、要約されてたまるかよ。


お笑い好きの人ならきっと引き込まれる、テンポの良い(しかし内容にはざらつきが残る)会話にも注目。読者の上にずっしりとのしかかる表題作の壮大なラストは、同時に爆笑の渦を巻き起こす。読み終えたあと、きっとタイトルが沁み入る。


著者は上村裕香。

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※ラジオ内で触れた作品等について、けそがブログで補足する可能性があります。

https://queso-samba.hatenablog.com/


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