私は今年でカナダ生活に一旦ピリオドを打とうと思っています。
海外で暮らすことは私の小学校からの夢で英語が大好きで、三年経った今も、毎日ふとした瞬間に、ここにいることができて幸せって感じるし、この生活が愛おしいって思ってる。
でも、離れる時がきたのかなって。ここで得たもの、出会った人たち、たくさんの経験はほんまに来世にも持っていきたいぐらい大切で一生忘れたくないもの。でも、それでも手放して次に進まないとダメな時がある。(というか進みたいのね)
これって、”大好きやけど別れないといけなかった恋愛”みたいなもので、その時の私には別れることが自分も彼も幸せにできる最善の選択で、一緒にいたいけど、離れたのと似てる気がする。
でも、その彼がいたから今の私がいるし、また素敵な人と出会えたのよね
だから、手放すことは、”間違ってた”っていうことではないの。
カナダが合わなかった、違ったんやってことじゃなくて、そこで得るべきものがあって、それを得た私やから次の、カナダに来る前は見えなかった世界が見えた。だから次の一歩が踏み出せる。
落ち着かないと、何か一つに決めないといけないみたいな風潮あるやん?恋愛でも。別れたら、その彼じゃなかったんや。早くずっと一緒にいれる人と出会えたらいいねみたいな。
生涯共にすることが”いいこと”なんじゃなくて、共にしたいと思える人と出会って、その瞬間を共に生きてることに幸せを感じたいんやん。やのにいつの間にか、ずっと一緒にいないとってなってたりする。
もちろん、好きやから離れたくない、寄り添って二人で努力することも美しい。それも恋愛。
でも言いたいことは、全部自分の人生の幸せのため。
彼を幸せにすることでも、彼に幸せにしてもらうことでも、未来のために今何かを我慢することでもなく、まずは今この瞬間、私たちが幸せでいれてるか、そのベストな選択ができてるか。