「一緒なら乗り越えられる」この言葉、このセリフを聞いて、皆さんは、どんなことを連想するでしょうか。うれしいこと、楽しいことばかりでなく、苦しいこと、つらいことの多いこの人生。ひとりでは乗り越えられないことも、一緒なら乗り越えられる。そんなことを考える方が多いでしょうか。確かに人は独りでは生きていけません。動物のなかには、生まれてすぐに一人になるものもありますが、人間はそれでは死んでしまいます。人は孤独では生きていけない存在です。それで人は家族の中に生まれ、仲間を求め、友達を求め、新しい家族を求めます。ひとりでは決して得られない喜びが、だれかと一緒に生きることの中にあることを知っています。しかしです。「だれかと一緒に生きる」ことが、かえって煩わしさ、煩い、悩みを生むこともある。いつの世も、悩み事のトップに来るのは、人間関係です。喜びの源であるはずが、悩みの種、災いの泥沼になってしまう。その痛みを知っている人にとって「一緒なら乗り越えられる」という言葉は、ロマンに酔った現実を知らない人のセリフのように響くかもしれません。
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【第1部】
181216_1_一緒なら乗り越えられる_マタイの福音書1章18-25節_原牧師_宣教.mp3
【第2部】
181216_2_一緒なら乗り越えられる_マタイの福音書1章18-25節_原牧師_宣教.mp3