けそとノビオのやまんばラジオ

映画『教皇選挙』を語る


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【Episodio41】今回は映画『教皇選挙』について、徒然なるままに語らいます。

※※ 回の後半は、多めにネタバレを含みますのでご注意ください ※※

※※ この回で話している「エンパシー」についての説明が不十分だったので補足。ブレイディみかこさんはエンパシーという言葉を「他者の視点から世界を見ること」だと説明されていました ※※


中間管理職の共感を呼ぶストーリー/人間は後付けの分類にかっちり収まるものじゃない/選挙に参加する枢機卿たちの食事を用意しているのは誰か?/なぜシスター「アグネス」なのか?/ベニテスの話すスペイン語の言葉選び


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『教皇選挙』(2024年製作、アメリカ・イギリス)


【ざっくり内容&映画のみどころ】

教皇が亡くなり、新教皇を決めるための選挙が行われることとなった。

世界中から集まった枢機卿たちが投票し72票以上が誰かに集まらない限り、教皇選挙は何日も続いて終わらない。

米国出身でリベラル派のベリーニ、イタリア出身で保守派のテデスコ、初のアフリカ系教皇になる可能性を期待されているアデイエミなどが、有力候補者たちだ。

今回選挙を執り仕切るのは、ローレンス。候補者のうち何人かにスキャンダルの噂もあり、身元が確かかどうかわからない候補まで突然参加する中、そもそも候補者たちが教皇になる資格がある人物かどうかの調査も選挙と同時に進めていかなければならない。

枢機卿たちは、本当に教皇にふさわしい人物を選び出すことができるのか…?


豪華かつ繊細なつくりこまれたセット、緊迫感のある弦楽器が特徴的な音楽にも注目。


ローレンス枢機卿役はレイフ・ファインズ、ベリーニ枢機卿役はスタンリー・トゥッチ、トランブレ枢機卿役はジョン・リスゴー、シスター・アグネス役はイザベラ・ロッセリーニ。

監督はエドワード・ベルガー、脚本はピーター・ストローハン。

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※ラジオ内で触れた作品等について、けそがブログで補足しています。

https://queso-samba.hatenablog.com/entry/2025/08/13/125838


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