【Episodio16】映画『セールス・ガールの考現学』を語る

今回は映画『セールス・ガールの考現学』について、徒然なるままに語らいます。

※※　回の後半は、多めにネタバレを含みますのでご注意ください　※※

※※　自死に関する話、性加害に関連する描写がある映画なので、フラッシュバック等の可能性がある方はご無理なさらず　※※

ポジティブに撮られた夜／「消費」目的じゃなく女性の性を描く／いい儀式／わきまえない中年女性と若年女性のシスターフッド／MVっぽいシーンは何を表現してる？／モンゴルの街と自然

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『セールス・ガールの考現学』（2021年製作、モンゴル）

【ざっくり内容＆映画のみどころ】

ウランバートルで原子工学を学ぶ真面目な女子大生、サロール。

「怪我をしてアルバイトに入れなくなったから、代打をお願い！」と特に親しくもなかった同級生に頼まれて店に行くと、そこは女性オーナー・カティアが切り盛りする隠れ家的なアダルトグッズのショップだった。わけありげでエネルギッシュなオーナーのペースに巻き込まれながら、サロールは自分自身を切り拓いていく。

印象的に差し挟まれる引きのショットなどのクールなカメラワークや、サロールの内面や季節の移ろいとリンクした画面の色の変化にも注目。

サロール役はバヤルツェツェグ・バヤルジャルガル、カティア役はエンフトール・オィドブジャムツ。監督・脚本はジャンチブドルジ・センゲドルジ。

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※ラジオ内で触れた作品等について、けそがブログで補足しています。⁠

https://queso-samba.hatenablog.com/entry/2025/04/30/171405

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