流れのほとりに

御国に向かうメドレー後篇(詩篇68篇7節~35節)


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序)敵に囲まれた約束の地

・御国に向かうパレードは戦いの旅でもある。
・「バシャンの山」(北東)「海の深み」(西)「葦の中の獣」(南)と約束の地は、敵に囲まれた場所であった。

1)「みことば」によって勝利する民(11 節~12 節)

・私たちに襲い掛かる敵のひとつは「絶望感」「無力感」

・力がないことを認め、神様を求めるなら、そこに神の力が現わされる。

・問題を前にして、私たちに必要なのは、能力や戦力ではなく勝利に導くみことばの指示である。

・「女たちは獲物を分け合う」とは、弱い力で勝利することを歌う。


2)「つながり」によって勝利する民(13 節~17 節)

・敵は連合軍として襲い掛かり「孤独感」をもたらす。最強の神様が共にいる(黄金で羽がおおわれた鳩)のに、孤立無援だと考えてしまう。
・「全能者」は、不可能を可能にし、連合軍を「散らして」くださる。問題は切り分けられ、取り組めるサイズになる。
・私たちは「相集って神をほめたたえる」時に、つながりを強める。


3)捕虜を解放する神(18 節~23 節)

① 神の民でなかった者が、信仰をいただき、神の民へと変えられる。
② 神の民になった者の中にある罪に囚われた部分が解放されていく。
→「自分の罪過のうちを歩む者」=「良い方に変わろうとせず、楽な方に流れる」生き方。御国に向かうパレードは上り坂なので、進むほどにきつくなり、足を引っ張る力が強くなる。
→「神は必ず敵の頭を打ち砕かれる」…創世記 3 章の約束のこだま。
③一度神の民になったけれども、今、教会や信仰から離れている人のことを神様は「連れ帰る」と語られる。
→「敵の血をなめる」とあるが「敵」は原文にはない。…創世記 3 章では、救い主がかかとに傷を負うから、この血のことだろう。

結)上り坂を登り切るために(24 節~35 節)

・祭司たちが神の箱を担いでいるが、これは神が私たちをどんなに重くても担いでくださることを示している。
・御国に向かう旅路において礼拝「力を神に帰す」が決定的に重要。

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流れのほとりにBy キリスト教たんぽぽ教会


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