流れのほとりに

御国に向かうメドレー前篇(詩篇68篇)


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序)神様の3つの未完の旅物語

① シナイ山から始まり、エルサレムに到着するイスラエルの物語

シナイ山に神様が降りてきて、契約の箱の上に臨在が現わされ、約束の地に進んで、エルサレムに神殿が造られて契約の箱が安置され、イスラエルの最盛期が訪れたが、すべての約束は果たされていない。

② 死の陰の地ガリラヤから始まり、エルサレムを突き抜けて天に昇って

いかれたイエス様の物語。ゴールにはまだ達していない。

③ ペンテコステのエルサレムから始まり「天のエルサレム(新天新地)」に到達する教会の物語。「天の」とは「至高の」という意味。全世界が「天のエルサレム」になる→府中から始まって、天の府中へ。

・3つの物語(歴史)は神の国を目指すパレードとして 1 つになる。

1)オープニングテーマ「立ち上がれ!」~先頭を行く神~
・1 節は民数記 10 章 35 節「主よ、立ち上がってください。あなたの敵が散らされ、あなたを憎む者が、御前から逃げ去りますように。」を祈り願う言葉から、確信の宣言に造り変えている。
・確信の宣言に対して、民は「アーメン」と応えて立ち上がる。そこに奇跡が起こる。母マリアしかり、イエス様の奇跡しかりである。
・神は立ち上がってくださる。私たちは腰を重くして現状維持を望んで座り込んでいないか。


2)「日陰の恵みに感謝せよ!」~雲に乗られる方~

・4 節から、荒野の旅における雲(日陰)の恵みが歌われる。これは神様のご性質の比喩である。焼け付くような地を生きる私たちに、神は日陰となってくださる。(=雲に乗って来られる)
・イエスは、雲に包まれて、十字架の道を決意し、雲に乗って天に昇り、父の御前でとりなしている。教会も雲に乗る方に倣うように。神と共に世界に日陰をつくり、焦げ付く地を癒すのが私たちの使命。


3)「恵みを期待して歌え!」~雨をもたらす方~

・7 節から、約束の地に降り注ぐ雨の恵み(聖霊の恵み)がテーマになる。御国に進むパレードは、人の努力を越えた神の恵みなしに進むことができない。

・心に潤いを求めて、古い習慣に戻るのではなく、聖霊を求めて心から歌い、恵みを真剣に求めて礼拝に集おう。

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流れのほとりにBy キリスト教たんぽぽ教会


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