流れのほとりに

御言葉の成就は想像を超えて(ルカの福音書1章39節~45節)


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序)主の御言葉を待ち望む

・キリスト信仰は聖書を神のことばと信じるところに生まれ、御言葉に心浸し、心洗われて生きるもの。

・聖書自身の証言にアーメンと同意することと、御言葉を信じて歩む経験に裏付けられたアーメンの両方が重要。

1)私中心の「信仰生活」から、神中心の「献げられた人生」へ

・言葉そのものに励まされることもあるが、神のことばが織りなす物語の世界に生きることが、人生を変える。

・聖書は「聖なる書物」というタイトルからは想像できないほど、血なまぐさくドロドロした人間の物語が描かれている。しかし、その現実のただなかに、神が介入されることを証しするのが、聖書である。

・聖書で展開される神の物語が、地続きで私たちのどうしようもない現実に、繋がっている。私たちの人生も神の物語に巻き込んでくださる。

2)マリア~大きくて小さな一歩を踏み出した人~

・彼女はおそらく戦争孤児で、似た境遇の人々が集まるナザレ村に生きていた。当時の社会で特権階級にあたる「祭司」ザカリヤ夫妻を親戚にもっていた。

・ナザレからユダの町までは少なくとも一晩は越さないとならない。女性一人では危険な旅である。

・マリアは数日前に受胎告知を受け、戸惑いが大きい中、ザカリヤ夫婦に会うことを決意した。

3)エリサベツ~神の憐れみをお腹に宿した人~

・当時の社会で、不妊の女性は死んだも同然の扱い。子が与えられるよう長らく祈って来たがもうあきらめていたところに、神の介入があった。

・御言葉の成就が、手ごたえとして感じられるまでに成長していた。

・マリアの挨拶を聞いて、エリサベツは瞬時に知性と感情が爆発的に結びつき、聖霊に満たされ歌い出す。マリアの憂いを理解し、それを吹き飛ばす賛美がほとばしる。

・「祝福された方」とは完了形。揺らがない祝福:神の計画のど真ん中に置かれ、苦しみ悩みが無意味に終わることのない祝福。この祝福は実に、今、キリスト信仰者みなが共有しているもの!

・ヘブル語「アルマー」は処女に限定されない。処女懐胎は人々の期待していたことではなく、それを上回る神の奇しい計画であった。

結)御言葉の成就は想像を超えて

・私たちは互いにマリアとエリサベツの関係を育んでいこう。

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流れのほとりにBy キリスト教たんぽぽ教会


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