「「ゆとりある老後」と現実の貯金額のギャップはどのくらいか」 「つつましい老後とゆとりある老後」。公益社団法人生命保険文化センターが3年に1度実施している「生活保障に関する調査」(2019年12月発行)によると、最低限のつつましい生活をするために1ヵ月に必要と考えられている金額の平均は月額22.1万円でした。それに対して、この金額に「老後のゆとりのための上乗せ額」を加えた「ゆとりある老後生活費」の平均額は36.1万円となっています。つまり、14万円の上乗せが必要となります。。。上乗せ額はどのようなことに使いたいと考えているのか見てみましょう。。。●ゆとりある老後の上乗せ額の使途(複数回答)。。。公益社団法人生命保険文化センター「生活保障に関する調査」より筆者作成。一番多いのは旅行やレジャーなどです。会社員時代時間があまり取れなかったので、老後はのんびり旅行やレジャーを楽しみたいと考えている人が多いようです。ついで、趣味や教養、日常生活費の充実、身内との付き合いなどが多いようです。。。