今回は急遽予定を変更し、映画『ちいかわ』の音楽を担当したトクマルシューゴの仕事を軸に、作品世界を貫くジュブナイル性とポストアポカリプスという二つの方向について深掘りします。
「シルバニアファミリーの世界で北斗の拳をやっている」ちいかわの特異な世界観は、じつは音楽においても精巧に設計されている。
エンディングテーマ「机さする」に宿るサーフポップの陽光と虚無、セイレーン登場時の伊福部昭・鷺巣詩郎的な黒いストリングス、そして「今日の日はさよなら」の使われ方まで。
トクマルシューゴのトイポップ的なジュブナイル性が、なぜちいかわにぴたりとはまるのかを、大友良英『学校で教えてくれない音楽』への言及も交えながら論じました。
※映画の具体的な演出・場面に踏み込む箇所があります。ネタバレが気になる方はご注意ください。
感想はこちらから
<次回予告>
星野源の音楽と東畑先生の『ミドルエイジビギンズ』を取り上げ、中年について考える回をお届けします。
<質問&コメントコーナー>
先週のフジロック回へのコメントを中心にご紹介しました。
「4日間で合計100キロ近く歩いた。来年はご挨拶したい」(佐藤さん)
「友人に誘われたフジロックを断って後悔。強制的にスケジュールを決める姿勢の大切さを感じた」(鎌倉さん)
「宇野さんのポッドキャスト開始——いつかゲスト回を楽しみに。カホと女性性をめぐる読書が続いている」(A子さん、先々週分より)
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📚 今回登場した本・音楽・参考資料
〇『学校で教えてくれない音楽』大友良英(著)
〇トクマルシューゴ:インタビュー
〇『映画ちいかわ 人魚の島のひみつOST』トクマルシューゴ&上水樽力
〇『Song Symbiosis』トクマルシューゴ
〇『シン・エヴァンゲリオンOST』鷺巣詩郎
〇『Pet Sounds』 ビーチ・ボーイズ
〇︎『Let's Go Surfing』ザ・ドラムス
〇『The Real slim shady』EMINEM