「親切が花開くために、備えて待とう、主の時を」という標語に基づいて、旧約聖書から「時」をキイワードにして学ぶシリーズの4回目です。前回は、出エジプト記23章から「主の時を生きる」ということは、6対1のリズムがあるということ、主イエス様の十字架と復活をスタートにして聖なる安息が回復されるという終わりに向けてこの世界全体が動いており、これを私たちは七日、七週間、七か月、七年というサイクルの中で表しながら生きていくということを学びました。その時、第七の月の祭り、年の終わりの収穫祭のことにほとんど触れることができませんでした。今朝は、この部分を深めたいと思っています。そこでレビ記16章を開きました。（先ほど学んだように、ここがレビ記の一番大事なところです。）この章に記されていることが、29節にあるように「第七の月の十日」に行われるものです。第7の月に行われる祭りは、実際は三部構成になっています。まず1日にラッパを吹いて第7の月の始まりを知らせ、人々が祭りに向けて準備と移動を行います。一週間あればイスラエルのどこに住んでいても徒歩でエルサレムに集まることができます。そして10日に今日学ぶ「宥めの日」、ヘブル語で「ヨム・キップル」があります。そして15日から8日間「仮庵の祭り」があり、23日に祭りが終わり、それぞれ家に帰ると、一番家が遠い人は第7の月が終わるというわけです。移動を含めると、1か月まるまる祭りになります。そして3つのうち真ん中の「宥めの日」が最も重要です。（続きは音声でお聞きください）

200614_主の時をわきまえて_レビ記16章_原牧師_宣教2部.mp3

200614_主の時をわきまえて_レビ記16章_原牧師_宣教1部.mp3

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