日本では、ゴールデンウイーク真っ只中。いかがお過ごしでしょうか?中国の5月の連休は3日間と短く、あっという間に終わってしまったように感じています。私はちょうど日本から友人が北京を訪ねてくれたので一緒に盧溝橋や万里の長城、お茶市場などに出掛けました。日によって夏を思わせるまぶしい天気だったり、冷たい雨が降る一日だったり。でも、天気に関わらず新緑の季節到来といった感じです。緑の葉は青空の下、太陽の光に負けじと輝く姿も、小雨に打たれてうつむき加減でしっとりたたずむ姿もとても美しく、花と同じようにいろいろな表情で私たちを和ませてくれます。こんな木々が生き生きとする季節が私は好きです。残念なのは、北京はその時期が短く、直ぐに本格的な夏になってしまうことです。短いからこそ、この季節を濃厚に楽しみたいなぁと思います。さて、今日は李白の「紫の藤の樹(紫藤樹)」を紹介します。