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今の子どもたちが大人になる2050年。わたしたちの世界はどのようなものになっていると思いますか?気候変動、エネルギー問題、食糧問題など、世界の共通課題を"自然の力"で解決する「自然エネルギーの可能性」について、「公益財団法人 自然エネルギー財団」の研究員たちがリスナーのあなたと共に考え、対話を通じて「わたしたちの未来地図」を描いていく共創番組です。■配信スケジュール 定期配信 毎月第1・... more
FAQs about 自然エネルギーQ&A わたしたちの未来地図:How many episodes does 自然エネルギーQ&A わたしたちの未来地図 have?The podcast currently has 12 episodes available.
November 20, 2025#012「系統用蓄電池事業の可能性:現状と課題」脱炭素社会の実現に欠かせない太陽光や風力など自然エネルギーには火力発電や原子力発電のように発電量が一定量にならないという弱点がある。その不安定を補い、電力供給を安定させる役割を担うのが「系統用蓄電池」。自然エネルギーを安定的に使えるようにする為に世界で導入が加速している新しい社会インフラです。第12回の配信では新たな電力ビジネスとしても注目されている系統用蓄電池について「系統用蓄電池事業の可能性:現状と課題」というレポートを発表した主席研究員の工藤美香さんにお話しを伺いました。...more52minPlay
November 06, 2025#011「ペロブスカイト太陽電池の導入場所が広がる 新たな設置方法でコスト低減へ」自然破壊や災害リスクのあるメガソーラーへの規制を求める声が広がる一方、ペロブスカイト太陽電池の積極的な活用を求める声が日に日に高まっています。先月就任した高市新総理も所信表明演説で「エネルギー安全保障上もペロブスカイト太陽電池をはじめとする国産エネルギーは重要。開発や導入を支援する」と明言。市場でも関連銘柄に注目が集まりました。直近では八丈島を襲った記録的な集中豪雨と最高瞬間風速54.7メートルの巨大台風。酷暑により山で主食のどんぐりが不作だったことによる人里への熊の出没など、地球温暖化による様々な影響と輸入資源の高騰が暮らしを脅かす中、多くの人が資源も技術も国産の自然エネルギーのひとつであるペロブスカイト太陽電池に脱炭素社会の実現と経済成長への希望を抱いているのを感じます。第11回の配信はそんな状況を背景に『ペロブスカイト太陽電池の導入場所が広がる 新たな設置方法でコスト低減へ』というレポートを発表した上級研究員の尾身悠一郎さんが二度目の登場。各地で進められている実証実験の最新状況や、普及に向けて政府や自治体が進めている対策について伺いました。...more55minPlay
October 23, 2025#010「日本の自然エネルギー発電の"これまで"と"これから"」「持続可能な水素エネルギーの使い方」について上級研究員の石原寿和さんに伺った前回の配信。中でも興味深かったのが、ともに歩んで来られた日本の太陽光発電の歴史でした。1992年、日本で初めて住宅に太陽光パネルを設置した三洋電機の桑野幸徳さんなど、自然エネルギー社会の礎を築いた先人たちの物語には、過去の教訓とより良い未来を築いていく為の指針がありました。「未来への羅針盤は過去の教訓にある」。歴史を学ぶことの重要性を改めて感じました。第10回の配信はそんな「自然エネルギー史」の第二弾として、1970年代から50年に渡って自然エネルギーとともに歩み、日本の風力発電事業を黎明期から育ててきたひとりである上級研究員の斉藤哲夫さんに「自然エネルギーの『これまで」と『これから』」について伺いました。...more1hPlay
October 02, 2025#009「持続可能な水素エネルギーの使い方:日本の課題と展望」2050年のカーボンニュートラル達成に向け、CO₂を排出しないクリーンなエネルギーとして世界では再び「水素」が注目を集めています。日本でも2024年に施行された「水素社会推進法」に基づき、官民一体で水素を「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」サプライチェーンの構築に取り組んでいますが、現在世界で使用されている水素の99%は製造時に大量のCO₂を排出する化石燃料由来のグレー水素。再生エネルギー由来のグリーン水素へのシフトが脱炭素の大命題となっている中で、わたしたちはどのような水素の使い方をしていくべきなのか。今回は「持続可能な水素エネルギーの使い方:日本の課題と展望」について上級研究員の石原寿和さんに伺いました。...more1hPlay
September 18, 2025#008「鉄鋼業の脱炭素化に向けて」二酸化炭素の排出量が年間10万トン以上の企業に対して「排出量取引」制度への参加を義務づけることなどを盛り込んだ「GX=グリーントランスフォーメーション推進法」が、2026年度から施行されます。中でも建設業や自動車産業など多くの需要を持つ鉄鋼業は産業界におけるCO₂排出量の約5割を占めており、脱炭素化が喫緊の課題です。従来の石炭を使って鉄を製造する高炉から水素直接還元製鉄や電炉化によるグリーン鉄への転換というCO2の排出削減策が整いつつある一方、実現にはコストや水素供給体制など多くの課題もあります。2050年までのカーボンニュートラル実現の鍵とも言われる「鉄鋼業の脱炭素化」に向けて必要なことは何なのか。シニアマネージャーの西田裕子さんに伺いました。...more1h 9minPlay
September 04, 2025#007「気候変動対策における"連携すること"の重要性について」パリ協定から10年となる2025年夏、世界では温暖化による気候災害が猛威を振るい、多くの死者を出しています。多くの気候学者が即時かつ大胆な排出削減を強く求める一方、CO2排出量世界2位のアメリカがパリ協定からの離脱を宣言。国際社会の足並みが揃っているとは言い難い状況の中、11月にはブラジルで「COP30」が開催されます。国際社会は今、どのように連携していくべきなのか。「気候変動対策における"連携することの重要性"について」について、連携コーディネイターの平神友美さんに伺いました。...more54minPlay
August 21, 2025#006「プラグインソーラーが導入を加速 ドイツの太陽光発電急成長の背景」熱波による電力需要の逼迫と紛争による資源燃料価格の変動により世界的なエネルギー価格の高騰が続く中、ドイツでは太陽光発電の設置が急激に増加。中でも注目なのは「プラグインソーラー」と呼ばれる小さな太陽光発電システム。戸建て住宅の所有者に限られていた従来の太陽光発電とは異なり、集合住宅や賃貸住宅でもバルコニーなどで電力を自給することを可能にした、誰もがエネルギー転換に参加できる手段として広がりを見せています。果たしてプラグインソーラーは再生可能エネルギーのゲームチェンジャーになり得るのか?「プラグインソーラーが導入を加速 ドイツの太陽光発電急成長の背景」というレポートをまとめたカロリン・イプトナー上級研究員に伺いました。...more36minPlay
August 07, 2025#005「万博からみるサーキュラーエコノミー:持続可能な建物をめぐる挑戦」世界中で命を脅かすほどの猛暑が続いている2025年の夏「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催中の大阪・関西万博でも脱炭素社会の実現に向けた取り組みが行われています。そのひとつがCO2排出量の3割を占める建築業界が取り組んでいる"サーキュラーエコノミー建築"の実証実験。持続可能な建築の未来を体現しているパビリオンの見どころを『万博からみるサーキュラーエコノミー持続可能な建物をめぐる挑戦』というレポートをまとめた岡田早代上級研究員に伺いました。...more50minPlay
July 24, 2025#004「漁業者のための洋上風力発電入門 地域の海の10年後を考える」災害級の猛暑が続く2025年夏。エネルギーの安全保障とともに気候変動対策としての脱炭素が急がれる中、日本では広大な海域と安定した風を活かせる洋上風力発電(着床式・浮体式)の導入が進められています。2019年に施行された「再エネ海域利用法」とガイドラインに基づく準備過程において大切にされているのが、海域の先行利用者である漁業者など地域産業との共存共栄のための合意形成です。自然エネルギー財団では、洋上風力発電の漁業への影響など、行政や事業者との対話に臨む漁業関係者が本当に知りたいと思っていることをリサーチし「漁業者のための洋上風力発電入門 地域の海の10年後を考える」を作成。ブックレット作成の背景と「地域の海の10年後を考える」というテーマに込めた思いを、執筆者の山東晃大上級研究員と中村涼夏研究員に伺いました。...more1h 2minPlay
July 03, 2025#003「ペロブスカイト太陽電池に高まる期待」この春設立された極端気象アトリビューションセンター(WAC)が、6月中旬の記録的高温について「人為起源の地球温暖化がなければ、発生確率が0%だった」とする分析結果を発表しました。また、中東情勢の影響で原油価格の上昇も懸念されています。2035年までの自然エネルギー導入を加速させることがさらなる急務となっている一方、環境保護などの観点から太陽光発電施設の設置を規制する条例を制定する自治体も出始めています。環境を破壊しない設置場所として「建築物の導入ポテンシャル」が注目される中、期待が高まっているのが「ペロブスカイト太陽電池」。ペロブスカイト太陽電池には「ガラス型」と「フィルム型」の2種類のタイプがあります。なかでもフィルム型は軽くて薄く、曲げることもできるため、シリコン型の太陽光パネルでは導入が難しかった耐荷重の低い屋根や建物の壁面への導入が期待されている新しい技術です。しかし、開発中であるがゆえに多くの課題もあるといいます。今回は「期待が高まるペロブスカイト太陽電池」について尾身悠一郎研究員が解説します。...more1h 2minPlay
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