今回は心を空にする禅の師匠の教えのお話を紹介します。

心を空にするというのは、全く無にするということではありません。

過去や未来について考えを巡らせるのではなく、それらを空にして、

今起きている出来事に集中するということです。

まずは、生活の中で、深呼吸をしてみましょう。

そして、自然と恐れや不安が過ぎ去るのを眺めるのです。

■ 声 (VOICEVOX: 青山龍星)

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私の尊敬する僧侶はよく言っていました。

目の前に広がる全てが、奇跡です。

自然も、あなたが存在することも、あなたの周りにいる生き物も、

全てが、素晴らしいことです。

あなたは、よく鳥のように自由に飛んでみたいなと思うかも知れません。

ですが、あなたが歩いていることも奇跡なんです。

目の前の一歩一歩を大切にしてみなさい。

私は、この話をよく忘れてしまいます。

でも、忘れるたびにその話を思い出し、

深呼吸をして、”心を空”にしてから、

目の前にあるものが何て奇跡的で素晴らしいことなんだろうと

感謝すると心が晴れるのです。

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