『40代の学習科学』 by 井上笑栄堂

『40代の学習科学』 by 井上笑栄堂

By 井上笑栄堂Business
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『40代の学習科学』 by 井上笑栄堂 episodes

  • 「集中力がない」は性格じゃない——環境設計で変わる、という話

    今日はコラム回です。少し、私自身の話をさせてください。「自分は集中力がない人間なんだ」と、私は長いこと思っていました。本を開いても、すぐ別のことを考える。仕事でも、20分もすると、気づいたらスマホを手に持っている。加齢のせいか、意志が弱いのか。そんなふうに自分を責めていた時期があります。でも今は、そう思っていません。集中力は、才能でも性格でもない。環境設計の問題です。


    https://note.com/shoeido/n/nf164a2b37c25

    7 min
  • あなたはどのスタイルで深集中を確保するか——Deep Work 4つの実装法

    「深い仕事が大事だと分かった。でも、どうやって時間を確保すればいいのか」。前回のお話を聴いて、こう感じた方は多いはずです。通知が鳴り、会議が入り、家族の時間もある。そのどこに、「中断なしの集中時間」を差し込めばいいのか。今日は、この問いへのカル・ニューポートさんの答え、4つの哲学をお話しします。どれが正解ということではなく、自分の制約に合うものを選ぶのが重要なんです。


    https://note.com/shoeido/n/nc35408f16e0d

    7 min
  • # Deep Work vs Shallow Work——「深い仕事」と「浅い仕事」を分ける境界線

    知識社会に生きる私たちは、奇妙なパラドックスの中にいます。複雑な概念を深く理解する力、ゼロから何かを生み出す力。これらは、現代の知識労働でもっとも価値が高いスキルです。でも同時に、それを磨くために必要な「深い集中」は、かつてないほど難しくなっています。私たちの注意は、通知やタイムラインに引き裂かれ続けています。コンピュータ科学者で作家のカル・ニューポートさんは、この状況を「深い仕事の危機」と呼びました。


    https://note.com/shoeido/n/n794e482a3cd5

    8 min
  • 通知を消しても集中が戻らない——「注意残余」という厄介な現象

    英単語の暗記アプリを開いて、カードを5枚ほど進めたところで、スマホが震える。メッセージの通知です。「少し確認するだけ」と思って画面を切り替えて、内容を読む。返信は要らなかったので、学習に戻ります。さて、どこまでやっていたか——思い出せない。さっきまで見ていた単語が、頭から消えている。こんな経験、ありませんか。今日は、この「確認しただけなのに集中が戻らない」という現象のお話です。これには「注意残余」という名前がついています。


    https://note.com/shoeido/n/n2ce50d767649

    7 min
  • スマホを3日間やめてみた——最初の24時間に起きた、予想外のこと

    今日はコラム回です。前回、SNSのタイムラインはスロットマシンと同じ設計だ、というお話をしました。ドーパミンの予測反応を利用した、変動比率強化の仕組みです。それを頭では分かった。でも、「分かる」と「やめられる」は、別の話です。では実際に、やめてみたらどうなるのか。それを理解した夜、急に試してみたくなりまして。3日間、スマホを使わないことにしました。今日は、その体験の記録です。


    https://note.com/shoeido/n/ncb178a307f5f

    7 min
  • SNSがやめられない神経科学的理由——スロットマシンと「可変報酬スケジュール」

    スマホを手に取ったのは、復習アプリのAnkiを開くためでした。アプリを探す途中で、ふと通知バッジが目に入ります。「少しだけ」と思ってSNSを開く。タイムラインを数回スクロールする。気づいたときには、20分が過ぎていました。Ankiは、まだ開いていません。心当たり、ありませんか。今日から第10章です。先に結論を言うと、この体験に、意志の弱さは関係ありません。


    https://note.com/shoeido/n/n007821b5f23d

    7 min
  • マイクロ学習だけでは足りない——「深化セッション」との組み合わせ設計

    第9章の最終回です。この章ではここまで、通勤中の復習アプリ、歩きや家事中のシャドウイングと、隙間時間の学習設計を順番にお話ししてきました。これらを組み合わせると、1日50分から80分の学習時間が、生活の流れの中に自然に生まれます。でも、ここで正直に、一つのことを言わなければなりません。マイクロ学習だけでは、できないことがあるんです。今日は、その「できないこと」を担う、深化セッションの設計をお話しします。


    https://note.com/shoeido/n/n63de860d94d2

    8 min
  • 歩き・家事中の学習を最適化する——シャドウイングとポッドキャストの使い方

    今日のテーマは、耳の隙間時間です。通勤の徒歩、朝の支度、食器洗い、散歩。目は使えないけれど、耳は空いている時間です。合計すると、1日1時間から2時間になる人も珍しくありません。年間なら、365時間から730時間です。この時間、音楽やBGMを流しているだけなら、学習の観点では空白地帯になっています。今日は、この耳の隙間時間を意図的に設計する方法をお話しします。


    https://note.com/shoeido/n/n312d2c2e997b

    8 min
  • リモートワークで通勤がなくなったら、意外なものを失った話

    今日はコラム回です。週3日がオフィス出社、残り2日が在宅、という生活になって、奇妙なことに気づいたんです。Ankiのアプリを最後に開いたのは、いつだろう。確認すると、3日前でした。最後にオフィスへ行った日です。その前も、オフィスに行った日でした。在宅の日は、一度も開いていなかったんです。今日は、この小さな発見から見えてきた、通勤が実は提供していたものの話をします。


    https://note.com/shoeido/n/n296fb9a43239


    7 min
  • 隙間時間の学習で「やっていいこと」と「やってはいけないこと」

    前回のエピソードで、短く分けた5分の学習は、適切に設計されていれば長時間学習を上回る、というお話をしました。複数のRCT、無作為化比較試験で示されている事実です。ただ、ここに一つ、重要な制約があります。すべての学習が、5分で機能するわけではないんです。5分でできる学習と、5分では絶対に機能しない学習がある。この区別がないと、せっかく作った隙間時間が、効果の薄い学習で浪費されます。今日は、その境界線を整理します。


    https://note.com/shoeido/n/n41972cc33f21

    7 min

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大人(特に40代)が学び続けるためのヒントを、ひとつずつお話ししていきます。