「哀れなピエロ」は2005.11.27に完成した。「きみ」は特定の誰かではなく、ただ「ぼく」は紛れもなくこの属性の僕である。常に偽ることを強いているとたまにどうしようもなく虚しくなる。今は少しだけ偽らない関係性を築けているけれど、近しい家族や今までの友達への態度は相変わらずだ。世にはそうした属性のカップルも沢山いる。この国ではそうした人たちの法的な婚姻関係を認めていない。時の総理は社会が変わることを怯えているようだ。社会をより良く変える道筋を提示することが議員の仕事なのかなと思うのだけど、20年近く経っても社会を変えてはくれないのか。僕は何ができるのだろう。最近よく考えている。