オスカー俳優のケイト・ブランシェットが、カリスマ的マエストロを演じた『TAR /ター』。『リトル・チルドレン』（2006）以来久々にトッド・フィールドがメガホンを取った本作では、孤高の天才が次第に周囲との軋轢により狂気の世界に足を踏み入れていく様を描きます。

〈タイムテーブル〉

(0:00)　オープニングトーク

・アメリカの観客は、エンドロールを最後まで見ない。

(6:00)　作品紹介＆ネタバレなし雑感

(20:00)　ネタバレありお便り紹介

(29:50) 　ネタバレあり感想

・ある意味で不親切な作り？

・字幕翻訳と映画の内容のズレ

・映画におけるSNS炎上の描写について

・撮られている映像などの不気味な細部

・オルガと従来のファム・ファタル像

・全体から独立したようなホラー描写

・あえて見せない/視覚的要素に還元することの不信感

・TARというキャラクター

・ファスビンダー映画との比較

・作品と作者は分離するか問題

・過去と現在が一貫しないアイデンティティ

(1:38:30)エンディング

・次回→「自分たちの将来について考える回」「大乱闘！シネフィル・ギャグブラザーズ　第二回」

・次回扱う映画→『ジャンヌ・ディエルマン　ブリュッセル1080 コメルス河畔通り 23番地』

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