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-------Lesson Dialog-------

----Formal ----

「プログラム」とは、コンピュータにデータを処理させるために必要な命令書のようなものである。

この命令書は、100%正確でなければならない。

コンピュータが動かない、処理をしてくれないというときには、必ず命令書、すなわち「プログラム」にミスがある。

コンピュータを正しく作動させるためには、コンピュータに命令したいことは何か、そのためにどのような手順で命令を並べればよいか、実際に正しく動いているか、そして動かないとすれば何が原因か、という作業をあきらめずに繰り返す必要がある。

こうした手順を通して、論理的な思考、知識や情報を整理して処理する力、そして根気強く取り組む態度を子どもたちに身につけさせようというのが、「プログラミング教育」である。

「プログラミング教育」の目的は、プログラム言語を学ばせることにあるのではなく、こうした作業を通じて、「将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力」を育成することである。

つまり「プログラミング」を学ばせるのではなく、「プログラミング」から学ばせるということだ。

今後、多少の文言や取扱いの変更はあるかもしれないが、文科省の次期学習指導要領にも盛り込まれることは確実である。

これに先行して全国のパソコン教室や大手学習塾などでは、すでにさまざまなサービスが提供されつつある。

また書店でも、保護者や教師向けの書籍が多数並んでおり、インターネット上にもさまざまなサービスやアプリが展開されている。

しかし、そうしたブームとは裏腹に、どの学年で何をどのように学ばせるのか、評価の方法は、といった具体的なことはまだ明らかにされておらず、さらに、指導者をどう確保するのか、学習時間は確保できるのかといった問題点もまだ多く残されている。

----Formal Vowelled----

「プログラム」とは、コンピュータにデータをしょりさせるためにひつようなめいれいしょのようなものである。

このめいれいしょは、100%せいかくでなければならない。

コンピュータがうごかない、しょりをしてくれないというときには、かならずめいれいしょ、すなわち「プログラム」にミスがある。

コンピュータをただしくさどうさせるためには、コンピュータにめいれいしたいことはなにか、そのためにどのようなてじゅんでめいれいをならべればよいか、じっさいにただしくうごいているか、そしてうごかないとすればなにがげんいんか、というさぎょうをあきらめずにくりかえすひつようがある。

こうしたてじゅんをとおして、ろんりてきなしこう、ちしきやじょうほうをせいりしてしょりするちから、そしてこんきづよくとりくむたいどをこどもたちにみにつけさせようというのが、「プログラミングきょういく」である。

「プログラミングきょういく」のもくてきは、プログラムげんごをまなばせることにあるのではなく、こうしたさぎょうをつうじて、「しょうらいどのようなしょくぎょうにつくとしても、じだいをこえてふへんてきにもとめられるちから」をいくせいすることである。

つまり「プログラムミング」をまなばせるのではなく、「プログラミング」からまなばせるということだ。

こんご、たしょうのもんごんやとりあつかいのへんこうはあるかもしれないが、もんかしょうのじきがくしゅうしどうようりょうにももりこまれることはかくじつである。

これにせんこうしてぜんこくのパソコンきょうしつやおおてがくしゅうじゅくなどでは、すでにさまざまなサービスがていきょうされつつある。

またしょてんでも、ほごしゃやきょうしむけのしょせきがたすうならんでおり、インターネットじょうにもさまざまなサービスやアプリがてんかいされている。

しかし、そうしたブームとはうらはらに、どのがくねんでなにをどのようにまなばせるのか、ひょうかのほうほうは、といったぐたいてきなことはまだあきらかにされておらず、さらに、しどうしゃをどうかくほするのか、がくしゅうじかんはかくほできるのかといったもんだいてんもまだおおくのこされている。

----Formal English----

A "program" is like a set of instructions needed in order for a computer to process data.

This set of instructions must be 100% accurate.

When the computer does not move or does not proceed, there is always a mistake in the set of instructions, i.e. the "program.”

In order to operate the computer properly, it’s necessary to repeat operations related to the input you want to give the computer without giving up, and, for that, you must establish the input order and whether the computer is properly working, or, if it freezes, what the cause is, and so on.

"Programming education" exists to help children learn logical thinking, the ability to organize and process knowledge and information, and perseverance to work through these procedures.

The purpose of "programming education" is not to learn a programming language, but to foster "universal skills required that go beyond age, regardless of future occupation" through various projects.

In other words, they will learn from "programming" rather than learning "programming."

Although there may be some changes in the way this new education is labelled or managed in the future, it is certain that it will be included in the next curriculum guidelines of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology.

Prior to this, various services are already being offered in PC classes and at major cram schools throughout the country.

Also at bookstores, many books for parents and teachers are lined up, and various services and applications are available on the Internet.

However, contrary to such a boom, concrete things such as which grade, what and how to learn, and how to evaluate have not yet been clarified. Besides, there are still many problems, such as how to secure the teachers and whether learning time can be secured.

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