『Backstage M3』エピソード58「エクササイズ:セラピー?」の概要です。
今回は、M3でのアプローチに対する誤解の解消から、トレーニングとセラピーの使い分け、そして専門職としての役割の違いやプロによる客観的評価の重要性について
1. 口コミから生まれる「きついトレーニングをする場所」という誤解
M3では、重い負荷を持ち上げるような一般的な筋力トレーニングではなく、使えていない部位を補強するための負荷は低いけれど複雑性の高いエクササイズを重視しています。
普段動かさない方向に体を動かすため、「神経的にきつい」というのが本質です。しかし、セッションを受けたクライアントが「疲れた、きつかった」と口コミをすることで、周囲(特にお年寄りなど)に「あそこはハードな筋トレをする場所だ」と誤解され敬遠されてしまう悩みについて触れています。
実際にはマニュアルはなく、50代には50代の、80代には80代の体に合わせた最適なメニューを組み立てて提供しています。
2. 「トレーニング」と「セラピー」の使い分け
弱い筋肉を活性化させるためのアプローチを「トレーニング」、過剰に使われすぎている筋肉の働きを抑えるアプローチを「セラピー」と定義し、その人に必要なタイミングで使い分けています。筋肉をただ増やしすぎても良くなく、
「鍛えるか、あるいは緩めるか」のどちらが適切なのかを見極める運動療法としての視点が解説されています。
3. アスレチックトレーナー(AT)と他の専門職の違い
世間一般では「スポーツトレーナー」と一括りにされがちですが、実際には治療家、カイロプラクター、マッサージセラピスト、理学療法士など細かく分類されます。その中で話者が学んできた「アスレチックトレーニング」は、運動指導と治療の両方の要素を持ち、オールマイティに対応できるのが強みです。
アスリート向けというイメージが強いですが、負荷や複雑さを調整すれば一般の方や高齢者の体の問題にも自信を持って十分に対応できると説明されています。
4. 過去の常識は未来の非常識:プロの客観的評価の価値 体に関するアプローチは失敗が許されないからこそ、主観だけでなくプロによる客観的な評価を受けることが重要です。 かつて1980年代に「奇跡の粉」ともてはやされたアスベストが、現在では発がん性のリスクから建築で使用されなくなったように、
医学や健康の常識は数十年でコロコロと変わります。だからこそ、今の時代に合わせた適切なアプローチを常に正しく認識しているプロの意見を参考にしてほしい