前回に引き続き、今回も「睡眠環境」についてお話しします。
後編となる今回は、物理環境に加えて見落とされがちな
「感情」と「寝具」に焦点を当てていきます。
木材を多く使った寝室で不眠症のリスクが低いという報告や、
午後の森林浴が夜の睡眠を改善しやすいという研究結果。
そこから見えてくるのは、
光・音・温度だけでは説明できない感情の影響です。
香りが感情や記憶と強く結びついている理由、
自分に合う香りが睡眠を助ける可能性、
そして「万人に効くリラックス法は存在しない」という現実。
さらに後半では、相談の多い枕・マットレスなどの寝具についても解説します。
枕がすぐに合わなくなる本当の理由、
身体のコンディションと寝具の関係、
そして寝具を「睡眠の補助」として考える視点についてお話しします。
睡眠環境とは、
暗くて・静かで・適温、そして心地よいと感じられること。
高価な寝具や最新テクノロジーの前に、
まず整えるべき土台が何なのかを、改めて整理する回です。