台北市初となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港（タイペイナンガン）」が20日にグランドオープンしました。

「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港」は、日本の東京に本社を置く三井不動産株式会社が台湾三井不動産股份有限公司（台湾三井）を通じて台湾の大手金融グループ、中国信託金融ホールディングス傘下の台湾人寿保険股份有限公司（生命保険会社）が開発した中国信託金融園区（パーク）に設置した総合商業施設です。

20日には総店舗数300店舗の約8割に当たる237店舗がオープンしました。その中には台北市では初出店となるスーパーマーケット「LOPIA（ロピア、中国語名：楽比亜）」や、日系・インターナショナルファッションブランド、さらに2か所のフードコートが含まれています。

4月以降にはシネマと約20店舗のレストラン、2026年上半期には大型エンターテインメント施設である「キッザニア」が順次開業する予定です。

台湾の在来線・台湾鉄道、台湾新幹線こと台湾高速鉄道、および台北メトロの台北駅から車で約20分、台北松山空港から約15分、台湾鉄道の南港駅から車で約6分の好立地にある「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港」に行くには、台北メトロのご利用をおススメいたします。台北メトロ文湖線（ブラウンライン）の「南港軟体園区站（南港ソフトウェアパーク駅）」の2番出口から徒歩１分、板南線（ブルーライン）の「南港展覧館駅」から徒歩3分です。

（編集：王淑卿）

●中部・台中の百貨店で爆発事故、4人死亡　29人重軽傷

台湾中部・台中市にある大手百貨店・新光三越台中中港店できょう13日午前11時33分、爆発事故が発生、午後6時40分時点では４人が死亡、29人が重軽傷を負いました。閉じ込められた人がいないことが確認されたため、台中市消防局は捜索活動を一段落しました。

爆発事故が発生したとき、マカオから台湾に旅行にきた三世代家族7人はちょうど百貨店の前を通りかかり、上から落下した重いものに当たり、2人が死亡、5人がけがをしました。

台中市の盧秀燕・市長は新光三越台中中港店に対し、無期限営業停止を命じました。安全検査に問題がなければ初めて営業を再開することができるということです。

頼清徳・総統は爆発事故発生後、直ちにフェイスブックに投稿し、行政院（内閣）の卓栄泰・院長（首相）が内政部消防署に対して早期救援を行うよう指示し、衛生福利部（日本の厚労省に類似）も医療資源の統合を行うなどして負傷者の早期回復に尽力していることを明らかにしました。頼・総統は救援に努めている関係者が身の安全に注意するよう呼びかけるとともに、関連機関に対して事故原因の早期究明を指示しました。

●2月12日は旧暦の1月15日に当たり、旧正月のクライマックスである「元宵節」です。台湾各地ではさまざまな「元宵節」祝賀イベントが開催され、今週この時間では北部・新北市の平渓で行われた「スカイランタンフェスティバル」、中部・台中市で行われた、台湾の二番目に大きいエスニックグループの伝統行事「新丁粄節」、および南部・台南市で行われた「塩水蜂炮（ロケット花火祭り）」をご紹介いたします。

（編集：王淑卿）