9日、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STEP FORWARD 2022』が開催され、藤田和之がGHCヘビー級王者の中嶋勝彦をKOした。 中嶋勝彦は昨年10月に2度目のGHCヘビー級王者ヘビー級王座戴冠を果たし、かつての盟友である潮崎豪の「I am NOAH」に対抗するかのように「俺がNOAHだ」というスローガンを掲げてきた。 月に1度のハイペースで4度の防衛を重ねてきた中嶋に対し、次に挑戦名乗りを上げたのは杉浦軍の“野獣”藤田和之。今月23日の名古屋大会での決戦を前に、この日はこぶし王&中嶋勝彦&征矢学vs杉浦貴&藤田和之&ケンドー・カシンの6人タッグマッチが行われた。 藤田は、金剛の入場時の決めポーズの際に目の前で尻を向けて立ち見せ場を邪魔する挑発を行うも、試合が始まると藤田が中嶋をクレバーなレスリングテクニックで圧倒。 中盤からはカシンが捕まる展開となり、中嶋は藤田との場外での激しい殴り合いを優位に終える。終盤に再び藤田と中嶋の対面が実現すると、藤田は中盤のうっぷんを晴らすかの如く金剛勢をラリアットで次々となぎ倒し、中嶋に投げっぱなしジャーマン。中嶋もこぶし王とのコンビネーション攻撃で窮地を脱してトラースキックを連打し、バーティカルスパイクを狙うが、藤田が耐えてラリアットからパワーボム。フォールには行かず顔面蹴りで追撃し、KO状態の中嶋をゆうゆうと押さえ込んですりーかうんとを奪った。 試合後、大の字になってピクリとも動けない中嶋を尻目に、藤田はGHCヘビー級王座のベルトを強奪して両手で掲げ、まるで王座奪取を果たしたかのように勝ち名乗り。そのまま肩にベルトをかけて退場していった。 バックステージに戻った藤田は「ああ?俺がNOAHだよ。俺がNOAHだよ。俺のNOAHだよ。な?俺がNOAHなんだよ。わかった?それだけだよ。なにがおかしい?来るべき所に来たんだよ、ベルトが。NOAHは終わりだよ」とぶっきらぼうに言い放ち、荒々しく会場をあとにした。