■「別れる決心」
　真面目で有能、しかも妻帯者の刑事と、夫殺しの容疑を掛けられた美しき未亡人が出会ったら、２人の関係はどうなるのか｜。取り調べが進む中、互いに言葉にはしないが特別な感情を抱き始める。
　そんなシチュエーションから始まるが、魔性の女に籠絡される刑事といった陳腐なラブロマンスに終わらないのが本作の見どころでもある...

　■「ＢＬＵＥ　ＧＩＡＮＴ」
　ジャズのサックス奏者の成長を描いた人気漫画が原作の長編アニメーション映画。「音」を得たことで、主人公たちが、さらに生気に満ち、胸を打つ作品に仕上がった。まさに、これがジャズだ。
　日本を代表するピアニスト、上原ひろみが劇中の音楽を担当。主人公たちのジャズを迫真の演奏で聴かせるほか、劇伴音楽も手掛けている...

　■「いつかの君にもわかること」
　シングルファーザーのジョン（ジェームズ・ノートン）は、男手ひとつで４歳の息子、マイケル（ダニエル・ラモント）を育ててきた。しかし余命宣告を受け、死ぬ前に息子の新しい親を見つけなければいけない。何組もの家族候補と面会するも、息子にとって最良の親を選ぶという重い決断をできずにいたが…

　■「対峙」
　米国の高校で生徒による銃乱射事件が起き、多くの同級生が殺され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った。それから６年。いまだ息子の死を受け入れられないジェイ（ジェイソン・アイザックス）とゲイル（マーサ・プリンプトン）は加害者の両親であるリチャード（リード・バーニー）とリンダ（アン・ダウド）に会って話を聞くことに…

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