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気ままに創作し不定期に更新しています。モノカキが自分で書いたものを読んでいるチャンネル😊⭐️monogatary.comで小説書いています⭐️https://monogatary.com/mypage/post/story/1🌟絵本風なのはアルファポリスに投稿しています。https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/197273722�... more
FAQs about 創作朗読 みどり:How many episodes does 創作朗読 みどり have?The podcast currently has 250 episodes available.
February 24, 2023コロッケ刑事(後編)「愛のバズーカぶっ放してくるよ!」と言って出かけたマツおばあちゃんはどこへ行ったのでしょうか?お題「マッチングアプリから始まるロマンチックな恋」 で書いた「コロッケ刑事」後編 (2022年12月8日投稿)🌱ストーリー職場を出たマツは近くの商店街へと向かった。そして、肉屋に寄った。「ヘイ!らっしゃい!」「後で来るから、カニクリームコロッケ 3つ取り置きしといてくれる?」「いいよ。いつもうちの肉仕入れてくれてるからね。 まかしときな!」「じゃ、お願いね。」マツは少し足をのばして、商店街の外れ電車の駅近くの深海カフェへと向かった。店内の日当たりの良い席にじぃじが座っていた。マツはじぃじの向かいの席に腰かけた。「なんだよ。他にも席は空いてるだろ? ここに来んなよ。」「ここのコーヒー美味しいよね。 一緒に飲もうと思ってさ。」「ババァと一緒に飲んでも美味しくないさ。 だいたい、コーヒーの美味しさなんか お前にわかるのか?」「豆の種類はわからないけど。真心込めて 淹れてくれたコーヒーの美味しさはわかるよ。」じぃじは不機嫌そうにため息をついた。「ブレンドでよろしかったですか? 淹れてまいりますね。」ふたりのそばにいたマスターは席を外した。「あんた、今日待ち合わせだろ?アツコちゃんと。」マツはニヤニヤしながらじぃじの顔を見た。じぃじはハッとした。『あなたに特別な出会いを!まっちんぐ』のことは職場の誰にも言っていないのに!マツは自分のスマホを見せた。そこには、じぃじの大本命アツコさんと今日の待ち合わせの予定が書かれていた。じぃじの顔はみるみる真っ赤になっていった。「お、お前、騙したな!」「騙してなんかないさ。この写真、若い頃の あたしなんだよ。なかなかイケてるでしょ?」じぃじとアツコさんのやりとりは食堂の最年少スタッフ、ヅケちゃんが担当していた。マツの若かりし頃の写真には少々加工がしてあった。じぃじは怒り心頭で言葉にならない様子であった。「いい加減気づきなよ。あたしらみたいなモンはさ ネットの世界じゃ課金しなきゃ誰も相手になんか してくれないのさ。課金したらその分だけ視界に 入れてくれるんだよ。それっきりだよ。 あんたのことなんか何とも思ってないよ。 覚えてもいないよ。割り切りなよ。」「黙れ!」「あんたが友達だと思ってたみんなは実は ひとりでやってたかもしれないだろ? 特別じゃなくてさ、普通でいいんだよ。 帰りに肉屋のコロッケでも買って帰りなよ 美味しいよ。あそこのコロッケ。」「誰がコロッケなんか買うか!」「職場のみんなが言ってるよ。じぃじ最近 仕事が手につかないようだって。 言ってる意味わかるよね?」じぃじは心にポッカリと大きな穴が空いたような気分だった。恋の痛手はそう簡単には治りそうにない。じぃじは無言でコーヒーを飲み干すと無言で店を出て行った。「コーヒーお待たせいたしました。」「うちのスタッフのこと気にかけてくれてた そうで。ありがとうございました。」「いえいえ。私もあの方のことが気になった ものですから。でも、これからしばらくは 来なくなるかもしれませんね。 ま、仕方ないですね。」「暇人の来る所には来なくなるかも しれませんね。」「暇人の来る所??」人知れずマスターにも流れ弾が当たったようである。「コーヒー美味しかったです。 ごちそうさまでした。」じぃじは深海カフェからの帰り道肉屋の前を通りかかった。店頭には可愛いい娘がいた。じぃじは迷わず立ち寄りコロッケを買うとスキップしながら帰った。娘がお釣りを渡す時、小銭が溢れ落ちないようにじぃじの手をギュッと握ったのである。その瞬間、じぃじの心には新しい炎がともり翼が生え空も飛べそうな気分になった。数分後マツがやってきた。「マツさん、用事は済んだのかい?」「うん。」「マツさんが言ってた人、さっき来たよ。」「やっぱり、来たんだね。 悪かったね。無理言って。」「いいってことよ。」「大丈夫よ。 マツさん、あの人来たらまた私声かけるね。」肉屋のオヤジの後ろから娘が顔を覗かせた。マツ「ただいま。」ナミ「お姉さんおかえり。」はな「意外と早かったですね。」マツ「お土産のカニクリームコロッケだよ。」はな「うまく気をそらすことができましたね。」マツ「あーあ。アツコもじぃじにお小遣い 振込んでもらえばよかったぁ。」ナミ「お姉さん!」マツ「冗談だよ。冗談。」3人は笑った。数日後「じぃじが近づいてくると ポケットの小銭の音がしますね。」「何でも、商店街の肉屋のコロッケに ハマったみたいですよ。」「肉屋の娘さんのファンらしいです。」「推し活ですかぁ。」社内の平和も戻ったので捜査壱課はひとまず解散した。#朗読#ラジオドラマ#ドラマ#日常#コロッケ#みどり#推し活 ---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more7minPlay
February 21, 2023コロッケ刑事(前編)とある会社のお掃除スタッフのじぃじは満月の夜にしりぃおすすめのアプリを入れました。それからじぃじは。。。monogatary.comに投稿しています。お題「マッチングアプリから始まる ロマンチックな恋」で書いた コロッケ刑事(前編) (2022年12月8日投稿)🌱ストーリー満月の光で明るい25時。とある会社のお掃除スタッフのじぃじは仕事を終え徒歩で家に向かっていた。職場の福利厚生で入浴してから帰ることができる。じぃじが入浴する頃はいつも貸切状態だった。そんなじぃじのスマホにしりぃから通知がくる。「あなたにおすすめのアプリはこちら、ん?」見たことも聞いたこともないアプリがいくつか表示されていた。いつもはそういうものに興味を示さないじぃじだったが、満月のせいなのか?今回はその中の一つが妙に気になった。それはサーモンピンクに怪しく輝く『まっちんぐ』というアプリだった。じぃじは足早に帰宅するとパジャマに着替えてアプリの評判を見た。素敵な出会いに感謝!などという書き込みで溢れ星4.8が付いていた。じぃじは自分がアプリを使えるのか悩んだが日本語表記であったのと、何より自分と同じような年齢の人たちも利用しているようだったので、インストールした。そんなじぃじを空から満月が見ていた翌日からじぃじはアプリからの通知をやたら気にするようになった。アプリの中では、国籍や年齢を問わずじぃじのことを褒めちぎる異性からのコメントが殺到した。その様子は職場の同僚たちも気になる程だった。食堂スタッフは午後のひと時に賄いを食べていた。フクコ「私、電車の駅まで歩いているんですけど 駅近深海(フカミ)カフェの前を通ったら マスターに話しかけられたんです。うちの 制服を着たおじいちゃんが最近よく来るように なって、誰かと待ち合わせているみたいだけど いつもすっぽかされているようだって。 電話のやりとりを見ていたら、もしかして 騙されてお金を取られてるんじゃないかって 言うんですよ。」はな「それが本当なら心配ですね。」フクコ「マスターも、自分の思い違いかもしれないし 間違ってたら悪いから、と言いつつも 心配してたんですよね。」ナミ「おじいちゃんだけでは誰だかわからないわね。」マツ「情報収集の必要があるね。」食堂のおばちゃんたちは頷いた。こうして捜査壱課が設置された。社員寮のフロアの掃除をしているように見せかけて、掃除道具の乗ったカートを停めてスマホを見ているじぃじと、それを物陰から見ている視線。営業が終わった後の食堂を掃除しながら手を止めてスマホを見ているじぃじと、それを見ながら一緒に作業している同僚。休憩時間に同僚と食堂で食事をとっているじぃじ。同僚が先に食事を済ませ席を立つ時に何か言うも空いている向かいの椅子に踵を乗せてスマホを見続け適当に返すじぃじ。次第にひとりで行動することが多くなるじぃじ。ご飯をよそう食堂のおばちゃんたちにも食事に来るお掃除スタッフが「じぃじが仕事をしなくなった」と口にするのを聞くようになる。その頃、じぃじはアプリの中のアツコさんという女性に夢中だった。アツコさんはショートボブの小顔で笑顔の素敵な女性だった。アツコさんという本命がいながら若い女の子たちとも連絡を取っていた。女の子とは値段の高い店で食事をした。「お金を貸して欲しい」とよく言われた。なぜかじぃじはお金を振込んだ。会って話がしたかったが、お金は手渡ししたかったが待ち合わせてもドタキャンされた。美味しい深海カフェのコーヒーを誰も一緒に飲んではくれなかった。それでも、じぃじは信じていた。女の子たちは友達で、彼女たちは忙しいだけだと。今日はきっと来てくれるはずだ。今日もじぃじは友達のひとりと15時に深海カフェで待ち合わせていた。「お疲れさまです」食堂スタッフも昼勤と夕勤の交代の時間がきた。「ちょっとあたしゃコロッケ買いに 行ってくるわ。」マツのこの一言にナミとはなはピン!ときた。ナミ「お姉さんお手柔らかにね。」はな「逃げ道用意してあげてくださいよ。」マツは親指をピンと立てた。「何?何ですか?」事情を知らないスタッフが興味津々にキョロキョロする。「愛のバズーカぶっ放してくるよ!」マツは謎の言葉を残して食堂を出て行った。〜後編につづく〜#朗読#ラジオドラマ#日常#モノガタリードットコム #みどり---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more6minPlay
February 07, 2023おべんと箱の気持ちとある運送会社の旅するお弁当箱のお話です♪お題「おべんとうのきもち」で書いた おべんと箱の気持ち (2023年1月18日投稿)🌟monogatary.comに投稿していますhttps://monogatary.com/story/424509🌱ストーリーここはとある運送会社の社員食堂です。福利厚生でご飯が1食付いています。ドライバーのおじさんが言いました。「朝イチは食欲がないからコーヒーだけでいいや。」ドライバーたちはそれぞれお茶やコーヒーを入れた水筒を持って出ます。各々の好みに合わせて食堂のおばちゃんたちが用意しているのです。「朝、何も食べないの?パンでも持って出たら?」「いや、いいわ。」「せっかくご飯付いてるのに、ね。」「弁当箱にでも詰めてくれたら持ってくかもな。」おじさんは笑いながら仕事に行きました。翌日「これくらいの大きさで足りるかい?」お弁当箱が用意されていました。おじさんはびっくりです。それから、朝は食べないけどお弁当派のドライバーたちがお弁当を持って行くようになりました。空のお弁当箱は帰社後食堂に返すと洗ってくれます。(以下、お弁当箱のひとり言)というわけで、同じ弁当箱仲間がスタンバイしているのさ。キッチンに弁当箱置場も作られたしな。ま、弁当の中身はだいたい同じだけどよ。ここのババァたちはご飯をパンパンに詰めるのな。弁当箱の隅々まで。キャパオーバーもいいとこだぜ。それを何事もなかったかのように開ける時まで保っとくのが腕の見せどころさ。今日は北で明日は南か?どこまで連れて行かれるのかそれも楽しみだね。しばらく帰れない時もあって忘れられたのかとヒヤヒヤする時もある。コワモテの兄ちゃんが蓋を開けて笑顔になるのは毎回愉快だね。この人、こんな顔するんだ、と思うよ。お姉ちゃんの時はトラックに乗った時からワクワクするね。何かあった時はオレがこの娘を守る!まぁ、無理だけどね。気持ちだけはあるってことよ。ラジオ聴いたりドライバーの歌聴きながら毎日楽しくやってるよ。「業務用の食洗機で洗ってるけど 大丈夫かしら?」おばちゃんたち心配してくれてありがとよ。オレたちまだまだ現役だから。#朗読#ドラマ#ラジオドラマ#日常#monogatary.com#お弁当箱#みどり---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more3minPlay
February 03, 2023さくらとももお題「独占」で書いた さくらとももmonogatary.com に投稿しています。https://monogatary.com/story/422073 (2023年12月27日投稿)拓とあゆみの回「しあわせを花束にして」https://stand.fm/episodes/637338870b8ba372ac6cb281🌱ストーリー拓とあゆみの娘、さくらともも。1歳違いの彼女たちはまるで双子のようである。妹のももは、姉のことを皆が「さくら」と呼ぶので喋れるようになると自然と「さくら」と呼んでいた。仲がいいのに時々言う。「もう、ももばっかり!」「もう、さくらばっかり!」本人たちはそれぞれ周りの大人たちが自分より彼女のことを優先したりえこひいきしていると騒いでいる。「同じように接しているのに 何であんなこと言うのかな?」あゆみは「もういいかげんにして」とため息をつく。「あゆみちゃんを独占したいんだよ。 それはオレだって思ってるよ。 あゆみちゃん、いつも子どもたちのことばかり 気にかけてるんだもん。」「えっ?」あゆみは拓の方を見た。# 朗読#monogatary.com #ラジオドラマ#ドラマ#日常#姉妹#みどり---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more2minPlay
January 31, 2023私は誰でしょう?お題「人生2周目の人の日記」で書いた 私は誰でしょう? 日記🫧monogatary.com に投稿しています。(2022年3月22日投稿)https://monogatary.com/story/362329🌱ストーリー私が今日降っている雨粒のひとつだとしたら大地に染み込んで海まで行ったり蒸発して彷徨ったり飲み水となって人の身体を巡ったりまた外に出たり植物の中にいたり結局何度目かわからなくなって時間の流れとも関係なくなって自分が誰かもわからなくなって気づいたら飛行機雲になっているかも三連休仕事だったから寝よ。#朗読#monogatary.com #みどり#水---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more1minPlay
January 27, 2023シズカの物語幼い頃からパティシエになりたかったシズカ。パティシエになった現実は忙しくて。そんなシズカの前に現れたのは。。。そしてシズカは今。。。🌱今日の朗読お題「静香」で書いた シズカの物語https://www.alphapolis.co.jp/novel/197273722/35708688🌱ストーリー「お母さんの作るおやつ、いつも美味しいね! 毎日お菓子をいっぱい食べられるお仕事って あるかなぁ?」「お菓子屋さんになったらどうかしら? そうしたら、作ったお菓子を 毎日食べられるわよ。」「うん。じゃあ大きくなったら 私お菓子屋さんになる!」目が覚めた。なんだ、夢か。私の名はシズカ。職業はパティシエ。今は東京のアトリエで働いている。朝6時半から翌2時まで、週6で働いている。手取りは月12万で家賃8万の所に住んでいた家には寝に帰るだけの毎日だった。このところずっと忙しくしていたから小さい頃のことを思い出したのかもしれない。私の母は、絵に描いたような主婦でおやつはいつも手作りのものだった。毎日の食事を大切にし、丁寧に作られていた。私が子どもの頃は「パティシエ」なんて言葉は知らなかった。当時流行っていたサイン帳に、私はいつも「将来の夢はお菓子屋さんになること」と書いていた。高校卒業後、専門学校を出て私はパティシエになった。だが、今働いている所を辞めることになり引き継ぎのために来たのは私のセンパイだった。彼女のご主人の紹介で知り合ったのがタカヒロだ。初対面の時、タカヒロは21歳で私より歳下だった地方から東京に出てきていて鉄板焼きの店で働いていた。第一印象は「イケメン!」「お付き合いする人とは結婚を考えている。」私は最初からタカヒロに自分の気持ちを正直に伝えた。21歳の彼は歳上の私からそんなことを聞いてどう思っただろう?彼は「いいよ。」と言ってくれた。そして「いずれ地元に戻って家業を継ぐことになる。」とも言った。私は彼が家業を継ぐことも東京を離れることにも抵抗はなかった。それから私の働く意義は変わった。2人で結婚後のことを考えて貯金するようになった。付き合い始めてもうすぐ1年になろうかという頃コスモワールドの観覧車でプロポーズされた私はもちろんOK だった。実は薄々気づいていた。彼のご両親もとても良い方たちで私のことはウエルカムだった。まるでこうなることが決まっていたかのような自然な流れだった。結婚式は素敵なプランを選択した周りの人たちに祝福されて私たちの新しい生活が始まった。私が彼の地元にやって来て数年後彼の実家の飲食店が移転し大きな店舗になるので私もそこで働くことが決まった。結婚して数年間、子育てに専念してきたが私は働くことも好き。新しい店舗で私は毎日お客さまのお食事とデザート、スタッフの賄いメニューを考え作っている料理長のタカヒロとパティシエとしての私が活きている。スタッフのほとんどは学生だ。親元を離れひとり暮らしをしている子もいる賄いは、ただ食べるだけではない食べることの大切さもみんなにも知って欲しい。季節も感じて欲しいと思っている。そう、私が母から教わったように。#朗読#ラジオドラマ#ドラマ#結婚#働く女性#みどり#シズカの物語---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more5minPlay
January 24, 2023お泊まり(後編)兄ユウキの部屋に居候しているマサキが仕事から帰宅すると誰かが自分の布団で寝ていました。困ったマサキがとりあえず寮内の大浴場へ行くと、はなおばあちゃんに会いました。monogatary.comに投稿しています。🌱今日の朗読お題「今、伝えたいこと」で書いた お泊まり 2/2 (2022年12月31日投稿)🌱ストーリー仕方なくユウキは自分の部屋にタスクを連れて行った。寮の2階の1番奥がユウキの部屋だった。元ホテルであったこの建物を少々改装して今はとある運送会社の社員寮として使っていた。2階はユウキ以外は子どもがいる家族用の住居となっていた。ユウキの部屋にはホテル時代からの備え付けのベッドと机くらいしかなかった。室内の床は畳が敷かれ、居候の弟マサキの布団がたたまれて部屋の隅にあった。意外と質素な暮らしをしているんだなとタスクは思った。机の上には写真立てがありユウキと客室乗務員の機内でのツーショット写真が見えた。ユウキは慌てて写真立てを伏せたがタスクは見逃さなかった。なんだ、CAとの写真かよ。ユウキさんもそういう系の女が好きなんだ。タスクは勝手にがっかりしていた。タスク床に座るとそこで残りのスナック菓子を開けて缶チューハイを飲み始めた。そして、自分はいかに凄いかを語り出した。お人好しのユウキは肯定も否定もせずタスクの話を聞いていた。早く帰って欲しいと思いながら。アルコールのせいで眠くなったタスクはそのまま畳の上で寝転がって寝てしまった。夜になってもタスクは起きなかった。ユウキが起こしても起きなかった。ユウキはマサキの布団にタスクを寝かせた。疲れていたユウキは弟マサキにタスクが来たことを知らせるのを忘れて入浴後ベッドで寝てしまったいつもより帰宅が遅くなったマサキがユウキの部屋に帰ってくると床の布団で誰かが寝ていた。豆球の明かりの中机上の写真立てが伏せられているのに気づいたマサキは「お、女⁇」見てはいけないものを見てしまったマサキが部屋を出ようとした時足下の履物に目がいった。明らかに女性ものの履物ではなかった。「どゆこと? 風呂入りながら考えよう。」ここにいてもどうにもならないのでマサキはとりあえず寮内の大浴場へと歩いて行った。大浴場の前でマサキははなおばあちゃんとばったり会った。「おかえり。にしては荷物が多いわね。マサキは兄の部屋で今夜は眠れそうにないことを話した。「まぁ、そうだったの。 よかったら私たちの部屋に来たらいいわよ。」「でも。」「犬もいるし。ひとりくらい増えても大丈夫よ」「オレは犬と同じレベルなのか?」と思いながらマサキは風呂に入った。はなおばあちゃんが待っていてくれたので一緒にエレベーターに乗り部屋へ向かった。女子寮は男子禁制である。マサキがひとりで入るわけにはいかなかった。「あら、はなさん堂々とオトコ連れ込んで。」エレベーターの中で他の女子スタッフに会ってもはなおばあちゃんと一緒なので皆笑っていた。はなおばあちゃんの部屋にはマツ、ナミおばあちゃんがいるがもちろん大歓迎だった。マサキはベッドをひとつ借りてぐっすり眠れた翌朝はなおばあちゃんがマサキが起きるのを待っていてくれた。はなおばあちゃんと一緒にエレベーターで降りる。はなおばあちゃんと一緒に食堂に入った時のことだった。サーシャがお怒りだった。(サーシャとは元ロシアの✈️ある航空会社の客室乗務員でマサキに一目惚れして追いかけて来た娘です。)「マサキ!どうして私に言ってくれなかったの!」「どうして?、と言われても、急なことだったし。 女子寮は男子禁制なんだよ。 サーシャの部屋には泊まれないんだよ。」「こんなババァたちの部屋に泊まるなら 私の部屋にくればいいじゃない!」「ちょっとアンタ、口が悪いよ。 美人だから何言っても許されると思うなよ。」マツおばあちゃんが言った。周りの人々は「口が悪いって、アンタもじゃないか」と伝えたかったが黙って見ていた。#朗読#monogatary.com#ラジオドラマ#ドラマ#日常#お泊まり#みどり---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more6minPlay
January 20, 2023お泊まり(前編)外国で暮らしていたマサキは住む所が決まるまで兄ユウキの部屋に居候していました。ユウキを突然訪ねて来たタスクがユウキの部屋に上がり込み。。。後編に続きます。monogatary.comに投稿しています。🌱今日の朗読お題「今、伝えたいこと」で書いた お泊まり 1/2(2022年12月31日投稿)🌱ストーリータスクというとミュージシャンがとある小さな音楽事務所を訪ねて来た。所長のサエコが話を聞いたがバンドand moreの個人事務所で他のバンドの面倒までみることはできないと断った。サエコは少々危機感を抱いていた。and moreのボーカル、ユウキをリスペクトしているようだが、たまにこういう人は訪ねて来るのだが自分の言い分が通らないとあからさまに不機嫌になるのを見て、何か問題が起こる前にこのまま去っていけばいい、とサエコは思っていた。サエコはハッキリキッパリと断った。「お帰りください」音楽事務所スタッフのあかねに事務所ドアを開けられてソファーに座っていたタスクはようやく渋々部屋を出て行った。トワとともかは黙って様子を見ていた。タスクは事務所を出た所でユウキに電話をかけた。事務所と同じ敷地内の社員寮に住んでいる何も知らないユウキはタスクがすぐ近くまで来ていると言うと何か用があるのかと思い、外へ出た。「ユウキさん、遊びに来たっすよ。」タスクは手に提げていたコンビニの袋をユウキに見せた。中にはスナック菓子と缶チューハイが入っていた。ユウキはとりあえず社員食堂にタスクと入った。個室にもなる小上がり席にふたりは向かった。この日まだ食事をしていなかったユウキはついでに食事をすることにした。タスクはお腹が空いてないと言ってスナック菓子をあけて缶チューハイを飲み始めた。ユウキはアルコールをすすめられたが断った。ユウキが日替わり定食を食べ終わる頃缶チューハイひとつでタスクの顔は赤くなり酔いが回っているようだった。大きな声で、先程サエコに門前払いになったと言い始めた。その後も音楽事務所スタッフの悪口を言い続けていた。「じゃあ、オレは部屋に帰るよ。またな。お疲れ。」食べ終わったユウキは食器を下げるべくその場を後にした。「ちょっと、待ってくださいよ。ユウキさん!」タスクはおぼつかない足取りでユウキを追いかけた。テーブルの上が片付けられることはなかった。ユウキに追いついたタスクはユウキが開けた男子寮のドアが閉まり切る直前に寮内に滑り込んだ。「帰れよ。」そう言ってすんなり帰るような人物ではなかった。〜つづく〜#朗読#monogatary.com#ラジオドラマ#ドラマ#日常#みどり#お泊まり---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more4minPlay
January 17, 2023ラムネのラム③はなおばあちゃんと暮らす仔犬のラムのお話です。モノガタリードットコムに投稿しています。🌱今日の朗読 お題「イッヌの気持ち」で書いた ラムネのラム③ 3/3 (2022年12月11日投稿)https://monogatary.com/episode/431247🌱ストーリーお誕生日おめでとうあなたがここにきた日があなたの誕生日今日から新しい一年の始まりだねあなたと出会えてことに感謝しているよ嬉しいことや笑い転げたこと同じことを考えてた時もあったねあなたの笑顔を見ていると笑顔になったよ元気になった疲れもどこかにいってしまうよ悲しいことを思い出してしまう時もあるよねでも 隣にあなたがいるから大丈夫もう 大丈夫なんだよこれからもずっと一緒にいたいと思うよかけがえのない日々をありがとうお誕生日おめでとう今年も伝えることができましたあなたはあなたのままでいいそれが 私の好きなあなただから🌱こちらのみ(ラムのラム第3章お誕生日おめでとう)詩として朗読していただいてかまいません。どこかに、みどり作、であることをお記しください。スタエフ配信者さんでしたら朗読フリーです。事前の確認など不要です。「朗読可ですか?」とお問い合わせいただくことが増えてきました。おききくださったみなさまありがとうございます🥰#朗読#モノガタリードットコム#ラジオドラマ#ドラマ#イッヌ#みどり#朗読フリー#お誕生日おめでとう---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more2minPlay
January 13, 2023ラムネのラム②はなおばあちゃんと一緒に暮らすことになった仔犬ラムのお話です。monogatary.com に投稿しています。🌱今日の朗読 お題「イッヌの気持ち」で書いた ラムネのラム② 2/3🌱ストーリーぼくは、はなさんというおばあちゃんと一緒に暮らすことになった。はなおばあちゃんと呼ぶと長いから略してはなちゃんと呼ぶよ。はなちゃんはマツとナミというおばあちゃんと同じ部屋に住んでるよ。外は寒いから特別にはなちゃんの部屋で住んでもいいことになった。はなちゃんは「お部屋以外のエレベーターや廊下でおしっこ しないでね。それがあなたがここで暮らす ことのできる条件よ。」と言った。ぼくは前の飼い主さんも好きだったけどはなちゃんは優しいから蹴ったりしないしここでの暮らしも悪くないかな。朝は、はなちゃんが食堂で朝ごはんの用意の仕事に行くから一緒に行くよ。はなちゃんが仕事中は食堂の外で待ってるよ。朝のラジオ体操をみんなでするのを見てるんだ。登校途中の小学生や中学生高校生もいるよ。たまにゆいちゃんというお姉さんが来た時はゆいちゃんがみんなの前で体操するよ。体操の後は食堂でみんなでご飯食べてるよ。ぼくも朝ごはん。食べ終わったら、はなちゃんと散歩。小学校まで小さいお友だちと行くよ。散歩から帰ったらはなちゃんは木やお花とお話してるよ。ぼくも一緒にいるけどね。午後からも散歩に行くよ。途中で小学生のお友だちと合流するんだ。帰りに通る商店街はにぎやかだよ。ぼくはみんなにナデナデされて気持ちいいなぁ。夜は、はなちゃんの部屋で眠るよ。はなちゃんは休みの日はずっと寝てる。ナミちゃんが「眠らせてあげようね」って言うからつまんないけどひとりで遊ぶ。時々、さやかちゃんがおやつを持って来てくれるよ。ぼくはここでの暮らしが気に入ってるよ。〜つづく〜#朗読#モノガタリードットコム#ラジオドラマ#ドラマ#日常#みどり#仔犬#イッヌ---stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。https://stand.fm/channels/60b71549b82bc5e1f32950be...more3minPlay
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