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🌟お題「機内を舞台にした物語」で書いた
ひこうき雲〜ゆいの帰国〜
https://monogatary.com/story/351760
(2022年2月23日投稿)
第4章 マダムKの話 その2
登場人物
航空会社の客室乗務員(海外勤務)のゆい
ゆいの仕事関係の外国人のご婦人ふたり
ある日の朝10時頃、大阪から東京行きの飛行機に乗り
偶然出会った人たちのお話です。
座席(進行方向↑)
AC DEFG HK
(飛行機最後列通路側席の外国人女性の回想とおしゃべりです)
ゆいのおじいさんが東京で運送会社を経営していて
彼女も小さい頃からおじいさんの仕事ぶりを見ていたんですって。
だから、運行表なども知っていたのよ。
彼女のおじいさんに会ったことがあるの。
おじいさんの家に行ったことがあるわ。
マフィアのボスかと思ったわ。
食事の献立作りはお母さんに教えてもらったんですって。
ゆいはただの乗務員にとどまらず
今や中国支部CEOの右脳と呼ばれているわ。
左脳はパクさんよ。
本人は全く気づいていないところが面白いわ。
ゆいは今月休暇を取っていて
10月〜11月は東京-北海道間に乗るらしいの。
その噂を聞きつけたトラベルコーディネーターたちが
中国からの団体客ツアーの予約をもう入れているらしいの。
一乗務員でこれだけの集客ができる人はなかなかいないわ。
彼女は特に小さい子どもたちに人気があるから
トラベルコーディネーターは、子どもたちを含むファミリー層が狙い目よ。
「ゆいは日本に帰ってくるの?」
窓側席の女性が聞いた。
「今、東京本社が欲しいのは彼女だけど
中国支部も彼女を離さないわ。
10月〜11月だけよ。東京にいるのは。
その後12月からは交換留学生のようなかたちで
ゆいは北欧に行くのよ。」
「北欧?」
〜つづく〜
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