「勝ち組はSPAではなく「無在庫型」へ 2024年のアパレル、5つの受け入れ難い真実とは」 「早いもので年が明け、2024年となった。今回は2023年のアパレル業界を取り巻く動きを正しい視座のもと総括したい。2023年はアパレル産業にとってエポックメイキングな年だったと思っている。2023年は、競争環境の変化があまりにも大きいものだから、自分がその「変化」に飲み込まれていることさえ理解できていない企業も多かった。その結果、いわゆる「アンコンシャスウィン」(無自覚の勝利)があちこちでおき、「ストラテジックウイン」(戦略を立てた勝利)が混在したために、業界の全体感が非常に掴みにくくなっているというのが私の総括だ。以下、誤解を招きやすく、掴みにくい事象から順不同で「変化の潮流」を書き綴ってみたい。 この「アパレル改造論」を書き続けて、早5年になるが一つの傾向がある。それは、中国や韓国の話題になると一気にPVが落ちるということだ。どうも、この産業は自分が見たくないものは見ないようにする悪癖があるように思う。以下のチャートをみていただきたい。」