H県A市の公立小学校5年生の高橋千花が理科のテスト直前の自習時間に、カンニングをしようとして下敷きに教科書の内容を書き写しておこうとするが、それを男子に見つかって複数の男子から激しく責められてしまう。すると同級生の時田圭介が助けてくれて、これをきっかけに千花は圭介に魅かれてゆく。出席番号が同じ為に共に日直を務めたり、席替えで同じ班になったり、6年生になっても同じクラスで出席番号も同じ為に席が隣になったり、忘れ物の貸し借りをしたり、共に新聞委員を務めるなどして、2人の仲は親しくなってゆくが、圭介は好きなサッカーをやる為にサッカーの名門校である私立中学の男子校へ進学してしまい、公立中学へ進学した千花とは学校が別になってしまう。圭介に逢えない事を寂しく思いながら中学校生活を過ごす千花。やがて千花は東京へ引っ越す事になってしまい、引っ越す前に圭介に告白しようと決意するが、ついにできないまま引っ越してしまう。
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