1991年、東京の高校に転入してきた坂口 亜梨子はクラスメイトの小椋 迅八と錦織 一成が交わす妖しい会話を立ち聞きしたのをキッカケに2人が共有しているという夢“ムーン・ドリーム”の話を聞くことになる。ムーン・ドリームの中での2人はそれぞれ全くの別人、異星人の科学者であり、迅八は玉蘭、一成は槐という女性で、他の5人の仲間と共に“Z=KK101”と呼ぶ月にある異星人の施設“月基地”から地球を見守って暮らしているのだという。ある日、亜梨子は隣家のイタズラ小学生・輪を誤ってマンションのベランダから転落させてしまう。回復した輪は、もう一人の自分に覚醒していた…。
#ぼくの地球を守って前編 #日渡早紀