2019年1月3日木曜日、第489回目の放送です。
一年のはじめに、願をかけたり、計画を立てたりします。
と同時に、自分の願いがかなうだけではない、大切なことも心に留めておきたいものです。
イエス・キリストの語った言葉から、そのことをお話します。
『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と書いてある。
サタンの誘惑に対して
イエス・キリストは、40日40夜の荒野での断食を終えました。
「あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい」 パンを食べることで欲求が満たされる。
マズローは、人間の欲求の5段階を以下のように分類しました。
生理的欲求 食べることはここに含まれます。
安全の欲求 身の危険を感じることなく、守られていたい
所属と愛の欲求 仲間や大切な人と良い関わりをもちたい
承認欲求 自分のしていることをきちんと評価され、受け止められたい
自己実現の欲求 これこそ自分だ、という歩みを実現したい
サタンの誘惑の本質は、ただ生理的欲求を満たせ、というものではありません。
与えられている神の力を、自分の欲求を満たすために使え、という誘惑でした。
自分の欲求のためだけにではなく
『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と書いてある。 私たちの生きる目的は、パンに象徴される、自分の欲求を満たすことだけではありません。
神の口から出るひとつひとつの言葉、とは、神が私たちに語りかける言葉を指します。
神が私たちに教えようとしていること
知ってほしいと願っていること
そのとおりに与えようとしていること
導こうとしていること
この神の語りかけを自分のものにして、生きることが求められています。
そのとき、必要なもの、よきものはすべて与えられると信じて、です。
私の生活のほとんどは、自分あるいは誰かの欲求を満たすことに終始してしまいます。
イエス・キリストのことばは、神の語りかけに従って生きることの大切さを教えます。
一日一日の始まりに、神のことばによって生きることの大切さを、思い出すことができますように。