【文化×環境×未来をつなぐ 茅葺きの力】
かつて日本の原風景だった茅葺き屋根。しかし今、その技術を受け継ぐ職人は全国で約150人ともいわれています。
広島市佐伯区出身の茅葺き職人、沖元太一さんは13年前に会社を設立。今年も20代の若い職人たちが仲間に加わり、現場は活気にあふれています。
大阪・関西万博では、小山薫堂さんと隈研吾さんが手がけたパビリオン「EARTH MART」の茅葺きにも携わり、大きな話題に。
現在は、広島県北広島町「浄土寺」に残る築約400年の茅葺き山門の修復プロジェクトが進行中。50年ぶりとなる大修復では、6.5トンもの茅を使い、地域住民や若い世代とともに作業を進めています。
一方で、暮らしの変化とともに、かつて身近だった茅を育てる人や茅場を守る人は減っています。
「茅葺きを守ることは、里山の循環や地域文化を次の世代へ受け継ぐこと。茅は、これからの素材の最先端です」と語る沖元さん。
なぜ今、世界で自然素材の建築が注目されているのでしょうか。
オランダやデンマークなどでは、茅が環境負荷の少ない自然素材として見直され、現代建築や空間デザインにも取り入れられています。
茅葺きが持つ環境価値や後継者育成の現場、そして建築やインテリアへと広がる新たな可能性を通して、人と自然、地域をつなぐ挑戦について伺いました。
番組:ECOしま専科 火曜10:00-11:00
ゲスト:茅葺き職人・株式会社Earth Building 代表取締役 沖元太一さん
2026年6月23日放送
〈SDGs+トーク番組〉藤井尚子が多彩なゲストと公私においてSDGsの取り組みを語り、リスナーとともに持続可能な社会のためにできることを考え続けていく。私たちの日常の中に、未来を変えるヒントがたくさん!