鎖国が解けると同時に世界経済に組み込まれた日本は産業革命が起きた世界列強に遅れを取ってしまう。そこで御雇外国人の知恵を日本流にアップデートさせ世界列強に食らい付いて行く。その先頭に立った住友を紐解いて行きます！！！！

現代まで数百年に渡って存続して来た組織には必ず時代の逆境を乗り越える為に組織に尽くした人物がいる。住友で言えばそれは広瀬宰平をおいて他ならない彼は上司にも住友の明るい未来の為なら平気で上申して仕組みそのものを変えさせ、誰かに頼るのでは無く自ら行動して結果を生み出して行った。

アヘン戦争と産銅高減少が重なり窮地に立たされた住友は若き別子銅山支配人広瀬宰平による決死の嘆願により徐々に息を吹き返して行く。窮地にこそ住友の本領が発揮され底辺から気骨ある人物が這い上がってくる。

今回はメインの事業である銅生産が衰退して窮地に立たされた。住友を救った病弱な五代目頭首友昌の弟である友俊の才気溢れる経営改革と当時特別な存在だった大名と住友の関係性について深く語っていきます！

地上1100メートルに突如出現した銅山都市内部ではどの様な生活が送られていたのか詳しくお話します。また当時、銅山で働く人々はどの様なキャリアを送りどの様な役職制度で生きていたのかも解き明かします！！

住友を支えた愛媛県にある別子銅山では色濃いヒューマンドラマが繰り広げられていた。男達は命懸けで山を掘り続け日本の財政難をも救い海抜1200メートルの山上でその生涯を送った！

住友は400年以上に渡り「銅」を主要な商品として扱って来た企業であり、多くの鉱夫たちの生き様の上に今日の繁栄がある大企業であります。そんな住友の「銅」について今回は掘り下げてお話させて頂きました。

今回は住友の歴史について深く語って行きたいと思います。世界に名だたる企業がありますがその中でも住友の歴史の深さは群を抜いており圧倒的なスケールが大河ドラマの題材にもってこいと言った感じです！そこから得られる学びをリスナーの皆さんには楽しんで頂きたいです。

この国にはかつて六代企業集団という言葉が確かにあり財政界に大きな影響力を持っていた。彼らが得意とする集団内取引という排他的な商取引について深く今回は語っていく！！企業が三本の矢の様に強固なスクラムを組むのは当然理由があり今日まで脈々と続く財閥系企業の強さの秘密も此処にある！！！

日本にかつて存在していた三井、住友、三菱、三和、芙蓉、一勧からなる六大企業を普段聞き慣れない「系列融資」や「包括的な産業体系」から切り込んで分かりやすく言霊に乗せてお話します！