「身体・情動・認知の偏りと、運動によるサポートについて」
幼少期の運動不足は筋肉や骨の発達に影響を及ぼします。
運動が不十分であると筋力が不足し、持久力が低下しがちです。
幼少期の運動不足は脳の発達に影響し、注意力不足や自己制御の低下を招くことがあります。
身体の発達に加えて、認知面や情動のコンロトール、ストレス耐性にも影響を及ぼすことになります。
こうした心身のバランス感覚の弱さは、姿勢の崩れや健康維持においては不利な条件となります。
成人期になると、疲れやすさや筋骨格系の問題に悩まされる可能性が高くなります。
仕事や家事などで体力が求められる場面が多く、筋力が足りないことで負担を感じる場面が増えるかもしれません。
幼少期の原始反射が成人してからも観られる等、感覚統合が十分に発達していない人もいます。
運動によって触覚や視覚、平衡感覚などが統合されることで、本来は環境の刺激に柔軟に反応する能力が養われるのですが、
感覚統合がスムーズに行われていないことで、日常のさまざまな状況に順応しづらくなることが考えられます。
感覚過敏や感覚鈍麻などの五感の課題が出現し、日常の刺激に過剰に反応したり、逆に反応が鈍くなることがあります。
例えば、視覚や聴覚に敏感すぎて、通常の音や光にもストレスを感じたり、反対に痛みや触覚に鈍感で不注意になることもあります。
社会生活や職場環境を円滑にするためにも、運動によるセルフケアで、身体・情動・認知のバランスを調えましょう。
子どもの頃の運動不足は、身体的な発達に影響を及ぼし、筋力の不足や持久力の低下を引き起こすことがあります。
こうした身体的な問題は、成人後にも生活の質QOLの低下や健康リスクの増加につながります。
精神的な面でも、子どもの頃の運動不足は、神経系の発達に影響を与えるため、集中力の欠如や感情のコントロールが難しくなることがあります。
ホルモンバランス、特に思春期に分泌される性ホルモン(テストステロンやエストロゲン)は、情緒の安定や社会的行動に大きな影響を与えます。
この時期に適切なホルモン分泌が行われると、自己肯定感が育まれ、対人関係においても積極的でポジティブな行動が取れるようになります。
しかし、性ホルモンのバランスが崩れると、自己肯定感が低下し、社会的スキルの発達が妨げられる可能性が高まります。
性ホルモンのバランスの崩れにより、他者と関わることに不安を感じやすく、社会的な場面での孤立が生じやすくなります。
職場や家庭内での関係構築がうまくいかず、人間関係での困難が増え、孤独感を抱きやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスが不安定だと、情緒が不安定になりやすく、些細な出来事で感情が大きく揺れやすくなります。
これにより、自己肯定感が低く、他者の評価に依存しやすくなり、仕事や対人関係においても自己主張がしにくくなります。
◎ラジオ体操
朝の筋トレに、お勧めの運動です。
交感神経を優位にして筋力や持久力が高まります。
副交感神経を優位にしたい夜には、ストレッチなどがオススメです。
場所や時間を問わず実践出来、気持ちの切り替えになります。
緊張や不安が強い時も、腕を上に伸ばして胸郭を広げてみましょう。
呼吸が深くできるようになると、副交感神経のスイッチが入ります。
平衡感覚や協調性を育む全身運動です。
身体の軸を整える為、ダイナミックな動きで体幹が整います。
上半身下半身のバランスもよくなり、転倒予防や姿勢の安定にもつながります。
ストレス解消法の一つとして、運動という選択肢があることを多くの方に知って頂ければ幸いです。
ジニアスラブでは、大人のための学び場「原始反射サロン」を2025年1月1日より開設します。
こちらのご案内を含めた、どなたにも参加可能な「原始反射ワークショップ」を2024年12月28日に開催しますので、併せてご参加ください。
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