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January 11, 20212021-01-11 No.3948「朝の取り返し」朝の取り返しの二度とつかない早めに閉じるべきだった夜は長引いてしまって迎える前にようやく終わる色の変化も感じられず時間の谷間に消えてしまうまた叶わない朝の取り返し0 minPlay
January 10, 20212021-01-10 No.3947「呼びかけ」呼びかけられても応えたりしない引きずられ溺れてしまわないように一度目でも二度目でも呼びかけに返事はしない教えられたことを守り続ける相手がまだ分からない時そもそも存在していないのかもしれない繰り返し名前を呼びかけられ疑うことを諦めない0 minPlay
January 09, 20212021-01-09 No.3946「曲がりどき」曲がりどき見失いいつまでも途切れそうにない終わりなく流れ続ける曲がりどきすれ違い自然なままにいられずに必要もなく取り繕ってしまう曲がりどき見失いある日突然現れてどこかに連れて行ってくれるあるはずのない曲がりどきを見失う0 minPlay
January 08, 20212021-01-08 No.3945「苦手街通り」苦手街通りで道に迷う同じ看板が立ち並ぶ上下左右が不釣り合いで地面の形も歪んでいるどこにもつながりそうにない言葉の通じる気配もない生まれ変わってここで暮らしていく苦手街通りは誰も知らない0 minPlay
January 07, 20212021-01-07 No.3944「向き合いの先」向き合いの先につながる道の見つからない日暮れの後でも辿り着けずにいると誰かが手を引いて連れて行ってくれるあとどれくらい取り返しのつかない間違いに気づけるだろうわずかに残された時間でそこからできることを考えながら向き合うべきだったところへ向かうもう誰もいなくなっていたとしても0 minPlay
January 06, 20212021-01-06 No.3943「境目の不安」境目の不安やり過ごしの慣れの果て逃げ道もなくなって見捨てられたりしないようにしがみついて離れない内側で極端に動き回って見えないところで疲れ果てる境目の不安どこまでもつきまとう出口のない壁に囲まれている0 minPlay
January 05, 20212021-01-05 No.3942「小さい世界」小さい世界の入り口で足を踏み出せずにいるうちに大切な人を見失ってしまうこのまま入り口を抜けると二度と戻れないかもしれない残されたわずかな時間の間に誰も知らない決断をする間違いを質される未来小さい世界の入り口で靴を脱ぎ捨てたままで0 minPlay
January 04, 20212021-01-04 No.3941「蒸気の残り」蒸気の残りはあとどれくらい重たいものを前に進める力身の丈以上に吹き上がり分け隔てなく周囲に拡散する水と炎のかけ合わせどちらも欠かせないいつ途切れてしまうとも知れないその力の残量にかき乱されそうになり0 minPlay
January 03, 20212021-01-03 No.3940「気配のない道」気配のない道冷たい風に吹かれ地面に描かれた曲がった文字を辿ってゆくいいことずくめの話の続き赤から緑に変わる瞬間勢い余って飛び越えてしまう気配のない道何もかも変わった後で次を探しにゆく0 minPlay
January 02, 20212021-01-02 No.3939「停電の温もり」停電の温もり暗闇に灯るまわりに集まってくる窓の外遠くに見える傾いたままの月が動いている突然の出来事が悪い流れを変えるかけがえない時間をありのままに過ごすあとどれくらいここにいられるのか分からない停電の温もり暗闇に灯るあと少ししかないなら慌てずにその時を待つ0 minPlay