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August 07, 20192019-08-07 No.3425「背中のかご」背中のかごの中に何が入っているの不確かな未来に煽られてしまって思っていた人になれなかった背中のかごの中に何が入っているの天井に写る動く影を見てそれが誰なのか分からないまま自分ではどうにもならなくなる度に不安の塊とともに背中のかごに入れて減ることもなく膨らみ続ける背中のかごまた違うやり方を覚えてしまう0 minPlay
August 06, 20192019-08-06 No.3424「吊り下げ持ち上げる」吊り下げ持ち上げる空の真ん中の赤白の骨組みがわずかにふらつきながら少しずつ持ち上げ続ける指を網に引っ掛けてしまって危うく巨大な荷物を落としそうになる黄色い服のふたり連れが難を逃れようとして慌てて逃げ込んだ0 minPlay
August 05, 20192019-08-05 No.3423「足りない気持ち」足りない気持ちいなくなってしまってから変わらない時間が流れていつの間にか穴が大きくなっていてそこからぽろぽろこぼれてしまって0 minPlay
August 04, 20192019-08-04 No.3422「前の日の夜」前の日の夜早めに準備をする前の日の夜忘れ物のないように先に手を打っておく次第に調子に乗ってしまって脇道のほうへどんどん逸れてしまって周りの景色が見慣れないものへと変わる0 minPlay
August 03, 20192019-08-03 No.3421「抜け出して」抜け出して今日も探しにいく季節はずれを探しにいく地面に残る跡を辿って雪解け水を探しにいく僕のせいだ誰も必要としていなかったのに僕のせいだ抜け出してしまおう微かな煙を追いかけて忘れた人を探しにいく0 minPlay
August 02, 20192019-08-02 No.3420「隣で壊れる音」隣で壊れる音のする夜中に放り出されてしまったものを条件反射で匿ったあと動き出すと見つかってしまうそれをどうにか無理やり振り切ってからすぐに帰れないことに気づいてしまう今さら残してきたものを思い出してどうしようもなく恐ろしくなってしまう助けを求めてどうにかなるものでもなく0 minPlay
August 01, 20192019-08-01 No.3419「決め事の改め」決め事の改め見えない人ばかりを相手にして肝心なところがないがしろにされるのをはみ出してしまった戸惑いを現実の出口で隠してしまう何かを忘れてしまった気になって仕方のない0 minPlay
July 31, 20192019-07-31 No.3418「夏のやぐら」夏のやぐらの組み上げられる毎日少しずつ積み重ねられやがてあり得ないような高さになるやぐらの上に上がるためには翼の生えた乗り物がどうしても必要だった夏のやぐらの組み上げられる何のためにこうなってしまったのか誰一人説明することが出来なかった0 minPlay
July 30, 20192019-07-30 No.3417「不自然な教室」不自然な教室似つかわしくない場所に机と椅子が規則正しく並べられている人の姿は見えないのに話し声のような音のする不自然な教室で立たされる周りに誰もいないのに時折話しかけられる0 minPlay
July 29, 20192019-07-29 No.3416「滅多なこと」滅多なことの続けて起こる滅多にない続きを覗き見る誰か他の人と間違えられて一方的に責め立てられる水道の蛇口が閉じられなくなって水浸しの部屋の真ん中で0 minPlay