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July 18, 20192019-07-18 No.3405「灰色の靴」灰色の靴が見える上のほうはぼやけて見えない気がつくといつも近くにいる遠いところでも変わらない灰色の靴が見える決して音を立てたりしないそれを無視することはできてもそれを排除することはできない0 minPlay
July 17, 20192019-07-17 No.3404「帰りの鼠の森」帰りの鼠の森に迷い込む小さな塊が連なって流れを作る近づくと避けられてしまうように思えても少し距離をとって離れずに見ているどこかで道を間違えてしまって鼠の森の中0 minPlay
July 16, 20192019-07-16 No.3403「薄れない記憶の確認」薄れない記憶の確認もう訪れるはずのないところへ準備する間も無い偶然の再訪殆ど変わってしまっていてもそこに行けば違っていないことのわかる風の吹き込みを予定に記して曲がらずに真っ直ぐに歩く0 minPlay
July 15, 20192019-07-15 No.3402「内面削りの音」内面削りの音のする抱えたままで慌てて帰る内面削りの音のする不慣れな言葉を交わした後交差する点に差し掛かるひとつ覚えを繰り返し唱えて帰りを急ぐ0 minPlay
July 14, 20192019-07-14 No.3401「月の石」月の石を拾い集める空の河原にそれを並べて自分だけの囲いを作る周りが見えなくなるくらい十分に積み重なったら月の石に囲まれた月の石の真ん中で大きな声を張り上げる0 minPlay
July 13, 20192019-07-13 No.3400「普通の集合体」普通の集合体形を変えてわかりにくくする断り切れない代わりの者がやってきて場所を変われとせがんでくるやり合う気力もなく普通の集合体を飛び出すきっかけになる凍りついた表情をしたよく知る顔がこちらを見ている0 minPlay
July 12, 20192019-07-12 No.3399「終わった人と始まったひと」終わった人と始まったひと同じ時に同じところにいて互いに顔を見合わせて微妙な表情を反射するこれから起こり得ることを順番に投げかけてみる笑ったままで耳を塞いで足早にその場を立ち去ろうとする0 minPlay
July 11, 20192019-07-11 No.3398「混乱の頭」混乱の頭が筋道なく行き当たり何度も回転しながら進んだり戻ったり何処にいるのか何をするのか分からなくなってまたもう一度はじめに戻ってやり直す混乱の頭が自分自身を繰り返す再び帰る度に削られてしまって原型を留めなくなっている0 minPlay
July 10, 20192019-07-10 No.3397「微妙な渦」微妙な渦を隔てて曇った三日月のおぼろげな夜の交差点に差し掛かる度に十分に進んだはずでも満たされることのない足りない足りない足りないを繰り返す迷惑者の掃き溜めに入れられる0 minPlay
July 09, 20192019-07-09 No.3396「めずらしい時間の空」めずらしい時間の空音を立てず悟られないように気を付けて口を揃えて誰もが言う違って見える街並みの様子ゆっくりと時間が巻き戻り始める0 minPlay