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August 29, 20132013-08-29 No.1256「目玉違い」目玉違いまだ固まっていない突然重い荷物が降りかかる出口で満たされることはない目玉違い新手の施しを得ようとして必要以上に振りまいても目玉違い0 minPlay
August 28, 20132013-08-28 No.1255「待ち合わせ」待ち合わせの思いがけなさ壁一面の大きな絵の前で慌てて向かう道のりの混雑原因不明の活動停止開いたままで動き出す気配のない待ち合わせの思いがけなさ0 minPlay
August 27, 20132013-08-27 No.1254「削り取られ」削り取られ左肩が触れるあたり随分昔に放り出した跡から削り取られ終わったはずの隣からまた新たな傷跡が水を満たしたら帰ろう舌打ちの響く狭い部屋0 minPlay
August 26, 20132013-08-26 No.1253「待ちぼうけ」待ちぼうけに何の変わりもない周りが暗くなってきた後に回す声もかけられずに順番待ちにつながりのない余計な例えに足を掬われ置き去りにして帰ろうとする肝心の鍵がどこにもない0 minPlay
August 25, 20132013-08-25 No.1252「七ヶ月」七ヶ月を告げる貼り紙から諸事情の裏側がにじみ出る一日だけ間に合わなかった扉の向こう散らばった跡主張する壁置きの言葉は無造作に袋に放り込まれて扉の向こう散らばった跡こぼれた粉は元に戻らないまたいつか会える日がくれば0 minPlay
August 24, 20132013-08-24 No.1251「地面に寝転んで」地面に寝転んで壁に向かって建物の下に入り込もうとする灰色の空から突然大粒の雨水の溜まりは深みを増してゆく横たわる姿は水に埋没しやがて何にも見えなくなった0 minPlay
August 23, 20132013-08-23 No.1250「熱の衰え」熱の衰えが本当なのかどうかあいまいな手がかりをひとつずつ辿る扉を開けたのが誰で何のためなのか足りない水をかき集めに出かけた約束された集合場所には 飛び交う魚の群れが地面に向かって熱の衰えが本当なのかどうか0 minPlay
August 22, 20132013-08-22 No.1249「心配事」心配事があるといろんな不都合がやってきてよからぬ方向へと引きずろうとするそれに抵抗することに疲れて心配事のせいにして進んでゆく0 minPlay
August 21, 20132013-08-21 No.1248「神経の偏り」神経の偏りまだ触れちゃだめだ神経の偏りまだ触れちゃだめだ闇雲に当り散らしたあとで慌てて取り繕っても手遅れやがて見たことのない顔が現れる奇妙な考えを大きな声で話出して0 minPlay
August 20, 20132013-08-20 No.1247「写真の渦」写真の渦黒い背景の上で何千もの写真が回る色彩の秩序が崩れ構図は破綻する似通った連なりに埋れゆく選ばれない儚さのしるしめったに立ち止まったりしない写真の渦は深い奥底へ続いてゆく0 minPlay