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August 10, 20132013-08-10 No.1237「なつかし駅」なつかし駅に降り立ってしばらく無為に辿ってみる次の到着が早過ぎて感慨に浸る暇もなくかつての日々の道筋に身を寄せようとするとどうしようもない拒絶反応あからさまな拒絶反応すぐ近くにあるものにまるで気がついていない0 minPlay
August 09, 20132013-08-09 No.1236「無駄な抵抗」無駄な抵抗を何度も繰り返す行き止まりの向こうを覗き込んで息を潜めて怪しまれないうちに手がかりを集めて居るべき場所を見失わないように今日もまた変わらず無駄な抵抗0 minPlay
August 08, 20132013-08-08 No.1235「開いたまま」開いたままで閉じることができない息を吸い込もうとして忘れている赤い光の筋が縦と横に走ってぼんやり暗い鏡の上に映し出されるやがて不快な機械の音がする0 minPlay
August 07, 20132013-08-07 No.1234「無事の帰還」無事の帰還を伝える第一報の後で合間なく続報が届けられるとようやく安堵の表情が辺りを明るくして雨の原因を追い払いにゆくどこか遠くで呼びかける声がする何よりの無事の帰還0 minPlay
August 06, 20132013-08-06 No.1233「今日に限って」今日に限ってそんなことは起こらない今日に限ってばったり出会ったりしない好都合な波の流れに乗ってあぶれることなく席を確保したまま今日に限って0 minPlay
August 05, 20132013-08-05 No.1232「空っぽになった日」空っぽになった日ぽっかり穴があいてしまって規律は失われ歯車が狂い始めた張り合いのない時間の経過重く湿った空気は不快で空っぽになった日0 minPlay
August 04, 20132013-08-04 No.1231「旅立つ朝」旅立つ朝あちこちから集まってくる不安な目で遠くのほうを見ている紙切れに書かれた数字の羅列を用心深く並べ替えると意外な答えのようなものが見えてきた晴れた日曜の旅立つ朝0 minPlay
August 04, 20132013-08-03 No.1230「ないがしろ」ないがしろないがしろ片側はまるで気づかないその片側は溜め込んでゆくないがしろないがしろやがて強引な軌道修正ないがしろにされたくない0 minPlay
August 02, 20132013-08-02 No.1229「雨降らず」雨降らず予報通りにはならない雨降らず必要のない行きたくもない晴れた表情の通りを抜けてどこまでも晴れ渡る雨降らず居場所のない夏の日の雨降らず0 minPlay
August 01, 20132013-08-01 No.1228「何か言うこと」何か言うことがあったはずでそれをすっかり忘れてしまって追い詰められ問い詰められて最初からなかったほうがましで何も起こらないほうが良いとか今ここで言うべきではないことをさかんに何度も繰り返す0 minPlay