(旧)武田邦彦のポッドキャスト

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  • ナポレオンと東条英機(12) 遺骨と慰霊
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    人はその人に与えられた人生を終わり、体は遺骨となり、魂は慰霊される。中国では前の王朝の天子は、王朝が変わると爆破されたりして破壊され、遺品は奪われ、骨は散ってしまう。

    しかし、日本の文化は生前に何があっても、命を失ったら娑婆のこととは別に偉業を称え、魂は神となって祀る。

    ナポレオンは死してその屍はフランスに功績のあった将軍が祀られるアンヴァリッド(廃兵院と訳される)の中央の素晴らしい棺の中で眠っている。アンヴァリッド自身が巨大で威厳ある建物だが、その中に納められたナポレオンの棺は周りに祀られた将軍などとはまったく格の違う立派なものである。

    ナポレオンが「人はみな平等」を実現したフランス革命の中で皇帝になったことや、ロシア遠征で60万人のフランス兵士がほぼ全滅したこと、ワーテルローの戦いに敗れて戦犯として流されたこと・・・いろいろあったが、それでもやはり歴史の中でナポレオンが偉大であったことをそのままフランス国民は認めている。

    それに対して、人種平等の理想を掲げ、包囲する白人と戦った東条英機をはじめとした日本の軍人は、東京リンチ(東京裁判というインチキ名称のもとで行われたリンチ)で絞首刑になり、主要な人物の遺骨は共同墓地のようなところに納められているだけだ。

    そしてその霊はかろうじて靖国神社に祀られているけれど、それに反対している日本人がいる。その理由も、白人側に与した中国が求めているからというとんでもない理屈なのだ。

    私たちは歴史を間違い、日本国の発展に貢献した人をつまらないことの揚げ足をとって辱めている。

    (平成27年8月12日)

    ナポレオンと東条英機(12) 遺骨と慰霊.m4a
    14 min
  • 「ヘルシー」と「病院」が病気を作る時代(1) 縦割り医療
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    「国民の健康を考えたときの日頃の生活に注意すること」と「家族の健康を考えたときに日頃どうすればよいのか」は大きく違う。今の厚労省や医師会の医療は「個人が病気になってもかまわないが、国民全体の病気が減れば良い」という方針だ。

    たとえば、その典型的なものが「血圧」だ。どこから見ても健康という人を150万人のうちから1万5000人選んで、その人たちの「平均血圧」というのを計算したら147、つまり150ぐらいだった。

    だから「血圧は150以下が良い」というのは医学的に、医療の面でも、また科学的にも間違っている。まず、血圧は高い方が良いか、低い方が良いかというと、

    1) 高いと血管系の病気になり、脳出血などの原因になる

    2) 低いと血の巡りが悪くなり、ガン、腎臓病、認知症、熱中症の原因になる

    ということで、どちらもどちらだ。

    また、「平均が150と、上限が150」というのとは全く違う。医学統計では「まったく健康な人の平均の血圧が150だった」ということ、そのことしか言っていない。確かに「健康な人」の「平均」の血圧は150だが、「平均」というのは単に「真ん中」というだけで、180で健康な人、120で健康な人が現実にいるのだから、180の人が「平均より高い」という理由で「その人にとって正常な血圧」なのに150まで下げる必要はない。

    また、血圧が120の人は「低くて良い状態」というわけでもない。180で健康な人と120で健康な人は同じだ。

    しかし、これが「家族や本人の健康」ではなく、「国民の高血圧の病気を減らす」ということになると、まったく考え方が違う。血圧は体の血の巡りを保つために、末梢神経や腎臓で適切な血流量を決め、その血流量を維持するために血圧を決める。

    たとえば腎臓の血流量が不足すると腎臓から心臓へ「もっと血を送れ」という信号が行き、心臓は筋肉を収縮させて血圧を上げ、血を送る。

    しかし、血圧を高くすると、それは「体全体としては望ましい・・・ガン、腎臓病、認知症、熱中症が減る・・・けれど血管が破裂する危険性は増える」ということになる。そうすると厚労省や高血圧学会が「血圧と血管系疾病」という統計を取ると、「血圧が低いほど安全である」という結論が得られる。

    そこで「血圧は低ければ低いほどよい」という奇妙な結論に到達して、それをここ20年も続け、「減塩食はヘルシーだ」という奇妙な考え方まで出てきた。上の血圧を50ぐらいまで下げるとすぐ死んでしまうが、血管系の病気には絶対にならない。だから、厚労省、高血圧学会、降圧剤メーカーはそれで良い。

    個人の健康や生命などしったことはない。縦割り行政、縦割り医療だからだ。とんでもないことで、このブログでは、1)しっかりした事実に基づき、2)国民全体ではなく個別の家族や個人の健康、を中心にして「どうしたら病気にならないか」について整理し、考えていきたいと思う。

    もちろん、今、心配されている福島を中心とした被曝と健康についても冷静に考えていきたい。

    (平成27年8月16日)

    「ヘルシー」と「病院」が病気を作る時代(1) 縦割り医療.m4a
    9 min
  • ナポレオンと東条英機(11) セントヘレナ・東京リンチ
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    新しいことはある一人の人にとっては成功しない。日本の明治維新は正しかったが、吉田松陰は獄死、西郷隆盛は敗北して切腹である。だからといって吉田松陰も西郷隆盛も「間違っていた」わけではない。大きな歴史に対抗する人は、やがて敗れて悲惨なうちに死ぬ。

    ナポレオンはロシアとの戦いに敗れてエルバ島に流され、復活してワーテルローで敗れてセントヘレナに流される。

    東条英機はアメリカとの戦いに敗れて、東京リンチ(東京裁判と言われるが、裁判ではない)で絞首刑にあう。

    なぜ、歴史の流れにそったこの二人が悲惨な最期を迎えるのだろうか? それは、まだ歴史が進んでいるときには守旧派が多数だからだ。さすがのナポレオンもヨーロッパ全体やロシアの冬とは戦えなかったし、さすがの東条英機も全世界を相手にしては勝ち目がなかった。

    それも歴史的必然だったが、セントヘレナのナポレオンが元皇帝として遇されたのに対して、獄中の東条英機は犯罪人としての待遇を受けた。アメリカのどう猛さと同胞の日本人の裏切りだったのだろう。

    (平成27年8月12日)
    ナポレオンと東条英機(11) セントヘレナ・東京リンチ.m4a
    9 min
  • 「お詫び」と言うけれど、誰に謝るの?(目的語は??)
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    今日は終戦の日だが、大東亜戦争のことになると、いつも「反省とおわび」ということをNHKが盛んに放送する。しかし、間違いは間違いである。戦争の「おわび」というのはいったい誰にするのか?

    まず、フィリピンとビルマだが、もともとそれぞれアメリカとイギリスに侵略されていたのを日本軍が白人を追い払い、1943年の大東亜会議の前に独立を認めている。つまり日本軍が占領したので独立した。

    次に、インドシナ、インドネシア、タイはこれも白人を追い出して日本軍が占領していたが(タイは半独立)、体制が整ったら独立することになっていて、大東亜会議に首相などを派遣し、宣言を行っている。その時、日本は戦争が終わったら「大日本帝国」を改め「日本国」として日本の中で生活することを宣言し、大東亜会議は「日本国」の名前で出席している。

    さらに、朝鮮、台湾は大日本帝国の一員として白人と戦ったから、同胞であり、名誉ある人種差別撤廃戦争に参加していた。

    最後に、支那だが、支那だけは白人側に寝返って日本、朝鮮、台湾の連合軍と戦った。戦争においては「敵は敵」だから敵にわびる必要は無い。支那(当時は、中華民国(現在の台湾)と日本が戦ったのであって、現在の中国共産党は中国奥地にいてほとんど戦っていない)がアジア人側にたったら、日本は支那と戦争をしなかった。

    また、満州は日本の指導下にあったが、皇帝は清の末裔で、満州自体は支那ではないので問題は無いし、日本にとっては共産主義の防波堤としての必要性があった。

    「主語がない」とか「目的語がない」という日本語の良いところを逆に使って、ダマシをするのは、広島原爆の「過ちは二度と繰り返しません」とか、「戦争のお詫び」に良く現れている。

    こんな非論理的なことをしていたら、日本は衰退するし、祖先や子供たちに申し訳ない。

    (平成27年8月15日)
    「お詫び」と言うけれど、誰に謝るの?(目的語は??).m4a
    12 min
  • ナポレオンと東条英機(10) 最後の決戦
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    新しいことが起こると、最初は気分が高揚しているから新しい方が勝つが、次第に持久戦になり、数が多い守旧派が優勢になる。さすがのナポレオンもロシア戦に敗れ、ワーテルローで敗北する。
    日本も日露戦争、第一次世界大戦までは良かったが、次第に白人に包囲され、かつ中国がアジアの国では唯一、白人側に寝返ったので包囲はさらに厳しくなった。
    新しい勢力は結局長い目で見れば勝利を収めるが、当面は敗北するが、その影響は広く世界に影響する。
    ナポレオンの時にはヨーロッパも南アメリカも多くの国が民主主義になり、独立をした。日本の時にはアジアの国が次々と独立していく。
    (平成27年8月15日)
    ナポレオンと東条英機(10) 最後の決戦.m4a
    11 min

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