ヨハネの福音書2章13−25節
さてユダヤ人の過ぎ越し祭が近づいたので、イエスはエルサレム(神殿のある都)にのぼって行った。(歩きで四、五日はかかる旅だったと思われる)イエスは神殿の中で牛、羊、鳩を売っている人達、両替をしている人達が座っているのを見た。イエスは縄でムチを作り、羊や牛を全て追い出した。両替のために使っていた台をひっくり返して、コインを散らかした。そして鳩を売る人達に言った。
「こういう物を、ここから運び出せ。俺の父の家を、商売の家にしてはいけない。」
付いて学ぶ者達は、(旧約聖書の詩編69編にある)「あなた(神様)の家を思う情熱が、私(キリスト)を食い尽くす」という言葉を思い出した。その場にいたユダヤ人たちは、イエスに言った。
「こんなことをするからには、どんな『しるし』を見せてくれますか。(こんなことをする資格があることを、どうやって証明するのか)」
イエスは答えて言った。
「この神殿を壊してみろ。三日で建て直そう。」
ユダヤ人達は言った。
「この神殿を建てるのに四十六年もかかった。あなたはそれを三日で建て直すのか。」
イエスが言った神殿とは、実はご自身の体のことだった。後にイエスが死人から復活した時に、付いて学ぶ者達はこの時の言葉を思い出してイエスの言った言葉と聖書を信じた。イエスは過ぎ越し祭の間、エルサレムに滞在した。その間にイエスがおこなった幾つかのしるしを見て、多くの人がイエスの名(存在)を信じた。しかし、イエス自身は彼らを信用しなかった。それは全ての人のことを知っていて、人間について誰からも証言してもらう必要がなかったからだ。人の内心をよく理解していたからだ。
学びの要約
今回の聖書箇所から学べるイエスのキリストとしての働きを理解するために重要な4つのポイント:
1.イエスは神様にあって正しく生きることを教えた。
2.宗教指導者たちは敵意を持つようになった。
3.指導者たちの敵意がイエスの十字架刑につながった。
4.イエスは死と復活を知っていた。
当時の指導者達の問題から学ぶべきこと:
キリスト信仰を持つことと、教会に通えるようになることは別々に考えるべきことでしょう。なぜなら、教会はいつも人の問題があるところで、時にはその教会に通うことで間違ったことを学ぶことになりますという問題もおきるぐらい不完全なものです。教会を否定したいわけではないけれど、人間の不完全さを覚えておくべきでしょう。
キリスト信仰を持つとは:
1 悔い改めて、神様にあって正しく生きていくことを志す
2 イエス・キリストから学ぶ者になることを志す
3 次回学ぶ、救いの約束を信じる
案内人紹介
鈴木譲(ジョウ)
2000年 アメリカのケンタッキー州、Asbury Theological Seminaryにて神学修士号取得
2002年 Chrisitian & Missionary Allianceの Metro(ニューヨーク市近郊、ニュージャージー州)教区から牧師免許授与
アメリカ生まれの日本育ち。日本で大学卒業後にアメリカに戻り15年以上教会で働いた後、教会というシステムに疑問を感じて牧師業を引退。公立教育機関の職員をしながら、信仰を伝える活動をライフワークとしてやっている。大学時代から付き合っていた女性と結婚して、三人の息子がいる。趣味はサイクリングで、愛車は1980年代の日本製ロードバイク。