水で守られているなら、ぎゃくに水を流しこんで、沈めてしまえばよい！逆転の発想で、計略をすすめる石田光成。邪魔しようにも、忍城を囲む敵は、はるかに大軍。はたして成田長親に、これを阻止するすべはあるのか？

成田長親とは、石田光成とは、どういう男なのか？はじめて戦う両者は、たがいに相手の性格をさぐり、作戦を考える。しかし戦力は石田軍が圧倒、しかも光成には油断の様子もなく、スキがない。はたして成田長親に、対抗するすべはあるのか？

ときは戦国。武蔵の国の１地方に、蓮の花さく池に囲まれた、きれいなお城があった。その名は『忍城(おしじょう)』。城主の成田氏は関東の覇者、北条氏につき従い、戦乱の世を生き延びてきた。しかし、そこへ天下統一を目指す、豊臣秀吉の大軍がせまる。わずか５００人足らずの忍城に、石田光成ら２万３千の兵が攻めよせてきた。

さつまの強さは、戦術や外交だけにあらず。藩のサムライが習得した剣術も、独自かつ、けたちがいの強さを誇った。令和の、今にも伝わる示現流。そして、ゆるぎなき薩摩藩の歴史についてお話します。

戦国時代から幕末まで、どんな時代も滅びず、強者でありつづけた薩摩藩。そのヒミツは、その時々の、最強勢力との接し方にありました。セカイ規模の大帝国や、天下人を相手に、島津家はどのように、わたり合ってきたのか？

怒る大英帝国は、ついに海軍を派遣し、薩摩への攻撃を開始。いっぽう島津軍も、近代化させた武器で、陸から戦艦をむかえ撃つ。たたかいのゆくえは、どうなるのか？

関ケ原の勝敗は決し、わずか１０００人あまりの島津軍に、徳川家康の大軍が、押しよせる。とおく薩摩まで、逃げ戻らなければならない。いったい、どうするのか？

豊臣秀吉VS島津家。四国の覇者、長曾我部(ちょうそかべ)氏と、秀吉・最古参の勇将、仙石秀久(せんごく・ひでひさ)の先遣隊が、島津勢と激突。かつてない強敵の襲来に、九州統一のゆくえは、どうなっていくのか。

戦国から幕末まで、ときに『狂気』を感じるほどに、強かった薩摩藩(島津氏)。

その理由は幼少からの、独自の教育にあった。また少数で、かずかずの敵を打ち破ってきた、必殺の『釣り野伏せ戦法』とは？

メチャクチャに荒れはてた、天草の土地。とつじょ、この地に派遣された、お代官“鈴木重成”公は、あまりの惨状にがく然。にほん史で有名な、天草島原の乱。しかしその後のエピソードが触れられることは、ほぼない。はたして何が起こり、なぜお代官様は“神”となったのか？