くらしのはなし

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By くらしのはなしSociety & Culture
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くらしのはなし episodes

  • #77 それでも凪いでるわたし

    <概要>

    3本撮りの最後に、わかこさんから「いつかお二人に言っておきたかった」ぶっちゃけ話。子どもを産むこととは別に、体の触れ合いを大切にしたいと夫と向き合ってみたものの、今の自分は「めちゃ凪」だと気づいたという告白です。ペヤングにマヨネーズのほうがよほど快楽が強い、ハグとセックスは別路線で「乗り換えの遠い駅」のよう、という感覚に、今井さん・レンさんが男性側の見え方や、断られたときの寂しさ、時期やホルモンの影響を重ねていきます。子どもを預けてデートや温泉、21時にカレンダーを入れるのは怖い、という具体策の話から、二村ヒトシさんの「挿入だけがセックスじゃない」という言葉へ。夫婦それぞれの頻度と形があっていい、というところに着地します。


    <目次>

    いつか二人に言っておきたかったぶっちゃけ話/子づくりとは別の、体の触れ合いを大切に/夫と向き合った夜のチャレンジ、でも今は凪/「そんなに気合い入れなくていい」と言われて/ペヤングにマヨネーズのほうが快楽が強い/一生相手の感覚は味わえない男女の違い/手を繋ぐかどうかの延長線上にある感覚/ハグとセックスは別路線、乗り換えの遠い駅/子どもが小さい時期とホルモンの影響/「悪いところは全部直すから」と言いたくなる寂しさ/痛みや負担を減らす工夫をふたりで話す/子どもを預けてデート、温泉に泊まる/21時にカレンダーを入れるのは怖い/二村ヒトシさん「挿入だけがセックスじゃない」/夫婦それぞれの頻度と形があっていい


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    23 min
  • #76 なぜ「おじさん」は嫌われ、連帯できず、生きづらいのか

    <概要>

    これまで何度も話してきた「おじさん」を、今井さんが本や記事で調べ直してきた回。なぜ社会はおじさんを嫌うのか、なぜおじさん自身がおじさんを嫌うのか、この現象はいつ始まったのか、という3つの問いから考えます。若者・おばさん・おじいさん・昔のおじさんと比べられ、気配りが「足りない」とおじさん、「過剰」だとおばさんになるという見立て。権力を持っているのに変わらない人として、職場・家庭・ネットでそれぞれ違う嫌われ方をしていて、おじさんは個人ではなく嫌われを入れる「器」の名前なのではないか、という話へ。先回りの自虐、「自分は違う」と例外になることで連帯できない構造、中年の危機と停滞する社会、韓国・中国でも同じ頃に生まれた言葉、男性更年期まで。最後は「おじさんというカテゴリーを拒否して生きていこう」というところに着地します。


    <目次>

    今回はおじさんを本気で調べてきた/3つの問い:嫌われる理由・自己嫌悪・始まり/おじさんは何歳から?ある調査では43.2歳/若者・おばさん・おじいさんと比べられる/足りないとおじさん、過剰だとおばさん/権力を持っているのに変わらない人/職場・家庭・ネットで違う嫌われ方/おじさんは個人ではなく「器」の名前/先回りの自虐が内側を削っていく/「自分は違う」でおじさんは連帯できない/中年の危機と、編み直す3つの物語/停滞する社会と、ロールモデルのない中年/韓国や中国でも同じ頃に生まれた言葉/男性更年期とホルモンの話はなぜないのか/おじさんというカテゴリーを拒否して生きる


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    56 min
  • #75 名前をつけられない関係性と結婚の解体(TBSドラマ「Tシャツが乾くまで」)

    <概要>

    3人で同じ作品を観て語るコンテンツ回。今回はTBSドラマ「Tシャツが乾くまで」です。パートナーが同じ高速バスで姿を消した、2組の夫婦の物語。今井さんは「名前のつけられない関係と感情をずっと扱い、安易な共感に着地させないドラマ」と読み、わかこさんは「男女の信頼は恋愛に勝ることがあるのか」というセリフと、登場人物の親との関係に注目します。レンさんは「家が練習試合で外が公式試合」だった自分と、コインランドリーで知らない人にだから話せるという感覚の違いに衝撃を受けたそう。性を描かないファンタジーとしての誠実さ、婚外子の割合が日本2.4%・アイスランド69%という話から、結婚の安定と呪縛、そして「恋愛か不倫か」でしか関係を語れないことの雑さまで話しました。


    <目次>

    コンテンツ回:TBSドラマ「Tシャツが乾くまで」/2組の夫婦と、同じバスで消えた2人/名前のつけられない関係と感情/安易な共感に絶対に着地させない/男女の信頼は恋愛に勝ることがあるのか/不倫と言えたら楽なのに、という関係/結婚という枠組みを解体するラスト/登場人物みんな、親との関係がよくない/いつきの「嫌なものは嫌」に共感する/家は練習試合、外は公式試合だった/知らない人にだから話せること/性を描かないことで成り立つファンタジー/婚外子は日本2.4%、アイスランド69%/結婚は安定と呪縛の両方/恋愛か不倫かでしか語れないのは雑


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    1 hr 13 min
  • #74 怒りと「おじさん」への向き合い方

    <概要>

    前回の「捕まってふてぶてしくなる」話から、レンさんが最近怒りっぽくなってしまったという告白へ。バスケの決勝で相手の煽りに大声を出してしまった話、楽天の勉強会でパソコンを閉じさせられて舌打ちしてしまった話。「アンガーマネジメントはあまり好きじゃない、管理すべきは怒りではなく伝え方ではないか」という今井さんの整理から、わかこさんの「ぶつけていい相手を選んでいるのでは」という指摘へ。そして社会から摩擦(フリクション)が消えていくこと、「おじさん」という器に全部が盛られてしまうこと。『転落男性論』、寅さんの有害さと愛嬌、40歳でもう一度成人式を、というところまで話しました。


    <目次>

    最近、怒りが出るようになってしまった/バスケの決勝で相手の煽りにキレる/「おじさんだから恥ずかしいぞ」と止められる/楽天の勉強会でパソコンを閉じられ、舌打ち/いいおじさんになりたいから一番やりたくない/刺身屋で鼻で笑われてイラっとする/アンガーマネジメントより伝え方の問題/不機嫌で察しろはダメ、怒っていると伝える/ぶつけていい相手を選んでいるのでは/クマ同士が喧嘩してくれるとありがたい/摩擦が消えていく社会と「フリクション」/『転落男性論』としがみつく男性性/寅さんの有害さと愛嬌はセット/40歳でもう一度、成人式をやる/話を聞かないことが一番おじさん


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    1 hr 2 min
  • #73 警察に捕まってふてぶてしい態度をとった件

    <概要>

    今井さんが人生で初めて警察に捕まった、という雑談回。一時停止を忘れて止められ、その場で切符と指紋。3秒で消えるインクの技術に驚きつつ、捕まったときの態度がわからず、話せば話すほどふてぶてしくなっていく話。わかこさんのイヤホン自転車、家族みんなの悪態、高速道路の覆面パトカー、対向車がライトで教えてくれる文化、駐車違反は人に紐づかない違反だという話も。「罰金を払ったらもう堂々としていいのか」という素朴な問いに、逮捕慣れした友人のハウツーまで登場します。


    <目次>

    人生で初めて警察に捕まった/一時停止を忘れて「ちょいちょい」と/3秒で消える指紋インクの技術/捕まった時の正しい態度がわからない/話すほどふてぶてしくなっていく/罰金5000円は郵便局でしか払えない/わかこさん、イヤホン自転車で止められる/一時停止線が見えにくい違反ポイント/家族もみんなふてぶてしかった/高速道路の覆面パトカーは全部白/対向車がライトで教えてくれる文化/駐車違反は人に紐づかない違反/罰金を払ったらもう堂々としていい?/警察署に呼ばれた友人と、慣れた友人のハウツー/生きている世界が違う人への尊敬


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    19 min
  • #72 (お便り回)自分と他人の境界線はどう引くべきか?

    <概要>

    初めてのお便り回。ラジオネーム・はーちゃんさんからいただいた「自分の領域をどこまで他人に許すべきか、境界線は引くべきなのか」という質問をめぐって3人で話しました。嫌われたくない気持ち、気配りしている自分への執着、仕事では好き嫌いよりバリューを優先する感覚、哺乳類のコミュニティのなかにいる植物のような距離感。メタ認知はできるのに自分の主観に辿り着けない苦しさ、役割と自分が地続きになってしまう環境の話、20代は白すぎて人の色に染まっていたという話まで。最後は「境界線は自分ひとりで決めるものじゃないのかも」というところに着地します。


    <目次>

    初のお便り回、瓶の手紙を拾った気分/はーちゃんさんの質問「境界線は引くべきか」/嫌われたくない、不快にさせたくない/気配りしている自分への執着/仕事は好き嫌いよりバリューを出す/哺乳類のなかにいる植物のような感覚/メタ認知はできるのに主観に辿り着けない/快か不快か、真ん中の感情を聞きたい/中間管理職、役割と自分が地続きになる/対人支援職は毎日、境界の距離をずらしている/20代は白すぎて人の色に染まっていた/青だから紫を許せる、にじむ境界/かもしれない運転と「迷惑をかけない」の窮屈さ/ニーズではなく「ボイス」を聞く/境界線は自分ひとりで決めるものじゃない


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    58 min
  • #71 最近めっちゃモヤモヤしたこと(信条と配慮、想像力)

    わかこさんのモヤモヤ相談回。カフェで企画した価値観ワークショップの開発者がイスラエルの企業だと分かり、「イスラエル発だと明かさない方がいい」という意見が出たことから、不買運動のロジックはどこまで成立するのか、個人と国家を切り離して考えること、個人の主張と「場としてのスタンス」を分けることを掘り下げます。ヒンドゥー教徒と牛の例えから見える「主義主張と布教(バウンダリー)の切り分け」、後半は「福祉はなくなった方がいい」と言われたときのドギマギ、「沈黙は肯定ではない」という整理、ネタバレ世代と分断の過渡期、SNSの揺り戻しとBeRealまで。


    <目次>

    カフェで企画した価値観ワークショップ/開発者がイスラエルの企業だと判明/「イスラエル発と明かさない方がいい」という意見/不買運動のロジックと戦争への加担/個人と国家は切り離して考えたい/どこまで括るのか、さじ加減の問題/正しそうな主張に言い返せない空気/個人の主張と「場のスタンス」を分ける/イスラエル国籍の参加者が来たらどうする?/主義主張と布教を切り分けるバウンダリー/ヒンドゥー教徒と「牛を食うな」の例え/「福祉はなくなった方がいい」と言われて/沈黙は肯定ではない、という整理/ネタバレ世代と分断の過渡期/X離れとBeReal、SNSの揺り戻し

    54 min
  • #70 社会との関わり方を模索中(自分中心から抜け出すために)

    レンさんの事業相談回。39歳、合同会社の利益の10%を「稼ぐこと以外」に使いたい——でも寄付でごまかすのではなく、自分の事業として作れないか?というモヤモヤから始まります。コテンラジオ深井さんの「壮年期」論、若子さんが関わる「支援する人・される人を溶かすカフェ」と24時間型訪問介護スタートアップ、今井さんの地域づくり・本屋・「手紙を受け取るよ」の実践を経て、ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」とハンナ・アーレント『人間の条件』(労働・仕事・活動)が補助線に。名前のない取り組みを自分の事業として認めていい、一人で彫らずに「巻き込まれる側」に行く——1年後の経過報告をお楽しみに、という回です。


    <目次>

    法人として「10%違うこと」をやらないとダサい/事業の延長線上で新商品を作り続ける違和感/39歳、稼ぐことだけに振っていいのか/コテンラジオ深井さんの「壮年期」論/寄付でごまかすか、自分の事業として作るか/支援する人・される人を溶かすカフェ/24時間型訪問介護スタートアップへの関心/制度を作っても担い手が地域にいない問題/ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」という概念/不登校の子と本屋の店番という役割づくり/手紙を「受け取るよ」がプチバズした話/助成金申請「スケールってそんなに偉いのか」/横展開と世代を繋ぐことは違う/ハンナ・アーレントの労働・仕事・活動/一人で彫らず「巻き込まれる側」に行く

    43 min
  • #69 高まる純度と身につく権威(中年は「自分らしさ」とどう付き合えばいいのか?)

    今井さんが、自分にフィットしない仕事を辞めようと断りのメールまで書いたのに、最後の最後でひっくり返して続けることにした話。「自分らしい仕事」を選びすぎることと、きれいごとだけで稼ぎに向き合わないこと——2つの反省から、「純度を上げすぎる危うさ」というテーマに展開します。42歳になり、誰も意見を言ってくれなくなる年齢だからこそ、白いマガタマの中に黒点がある対極図のように、苦手なこと・できない経験・下っ端になる時間を意識的に取り込む。パワーはあるのに軽やかな人と、純度が高くて重くなっていく人の対比から、「どういう大人になりたいか」まで語り合った回です。


    <目次>

    フィットしない仕事を辞めようとした話/守備範囲の広さで頼まれる便利屋ポジション/75点と95点の間で狙わない自分/唯一のメリットは見入りの良さ/断りのメールを最後にひっくり返す/「自分らしい仕事」を選ぶことの落とし穴/きれいごとだけでは家庭経営は回らない/純度を上げたくなる42歳という年齢/40代男性には誰も文句を言わなくなる/適切な権力・権威の使いこなし方/白いマガタマの中の黒点=対極図のイメージ/すき家のワンオペで怒られる想像/22歳のギャル先生に習うダンス教室/パワーがあるのに空気が軽くなる矢野さん/重くて濃いものが勝つ時代にあえて軽く

    48 min
  • #68 構造と特性のせいにしすぎ問題

    今回はいまいから。

    「いま社会のあらゆる問題が"構造"と"特性"のどちらかに帰結しすぎていないか?」といういまいさんの問題提起から始まる回。

    NPO/ソーシャルセクターでは「構造を変えなきゃ意味ない」、個人の話では「MBTI/ADHD/HSPだから」という説明が増え、両方が「だから仕方ない」という諦めの言葉になっている。その両極の真ん中にあるはずの個人の意志・責任・感情・楽しさが抜け落ちていく感覚を、ビールケース散乱事件、本屋さんのASD自己申告エピソード、ゆかさんの移動式遊び場の活動などを行き来しながら掘り下げる。「構造もまたMBTIと同じく主観的なフィクションでは?」という陰謀論との近接性の指摘まで広がっていく一回。


    <Podcast目次>

    構造と特性に寄りすぎてないか?という違和感/NPO・ソーシャルセクターの「構造を変える」論/MBTI・ADHD・HSPで自分を説明する流行/「あなたのせいじゃない」が諦めの言葉になる/本屋ASD自己申告で遅刻を許される違和感/繊細さんだからフィードバック拒否される話/制度を変えることもゴールではない/ビールケースを拾わなかった自分のエピソード/移動式遊び場の活動と「これは支援なのか」/前回『シンシン』のように楽しさで変える道/「真ん中がない」社会変革論への疑問/後輩指導で構造・特性を逆活用する技法/構造もまた主観的・フィクショナルなもの/陰謀論との近接性、ディープステート/もっともらしさが怖い、というラスト


    #くらしのはなし

    39 min

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「くらしのはなし」は、沖縄在住の石川レンと東京在住の今井、そしてわかこが、それぞれの日常を暮らしていく中で「ああ、これ誰かともっと話したいな」と思うことを持ち寄って、寄り道しながら会話を重ねていくポッドキャストです。目的も意味もないまま、そのとき感じたこと、思ったことを流れに身を任せて話すのって、たのしい。