今回はアカデミー賞、ドキュメンタリー部門にノミネートされたカナダの作品『Sugarcane 』を紹介します。
この作品は、カナダブリティッシュコロンビア州,
ウィリアムレイクにある先住民の居住地Sugarcaneの人の
ドキュメンタリーです。
この先住民の多くは原住民の文化矯正プログラムの一環で寄宿学校に強制的に移住させれられました。
学校の名前はセイントジョゼフミッション(カトリック教会が運営する寄宿学校)
ここでは多くの原住民の子供たちが身体的虐待、せい虐待が行われ、命が失われました。
ここの出身の子供たちが成長し、地元のSugarcaneに帰ってゆきます。
ですが、身体的、精神的トラウマが消えることがなく、苦しい日々を送っている人たちが多くいます。
このドキュメンタリーはある原住民の家族の父親の出征の秘密、そしてこの真実を追い求める息子と家族の物語です。
とっても心が重く悲しい気持ちになりました。
ですが、どうか知ってほしい。
カナダにはこのような人たちがたくさんいることを。