今回は「フィリップ・ピネルが鎖を外す物語」の第3回。注目するのは、18世紀ロンドンで革新的な精神科病院を築いた医師、ウィリアム・バティです。
急速に都市化が進み、病が個人の手に負えなくなっていた時代。多くの病院が富裕層の寄付で設立される中、バティは私立病院経営者でありながら、公的色の強いセントルーク病院を設立しました。
一方で、比較的治療しやすい患者を優先していた可能性や、当時の公立病院との対比など、現代にもつながる問題も見えてきます。
次回はアメリカ合衆国のベンジャミン・ラッシュの足跡をたどります。ぜひお楽しみに。 「歴史から学ぶ精神科ラジオ」は毎週金曜朝9時に配信中。フォロー&感想もお待ちしています!
Note.
https://note.com/quiet_bison8697/n/na5b246642c9e
番組へのお便り
https://forms.gle/WWKxMsEiAfX8Ag346