Light My Way(すべての体験を価値に変えよう)

Light My Way(すべての体験を価値に変えよう)

By ライト・マイ・ウェイSociety & CultureDocumentary
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Light My Way(すべての体験を価値に変えよう) episodes

  • パターナリズムとインフォームドコンセント

    今回は、「医師に任せる」ということと、「自分で決める」ということの間で、多くの人が感じている戸惑いが、とても静かに描かれている回ですね。
    病気や治療の話でありながら、“人と人との距離感”について考えさせられる内容でした。

    「先生にお任せします。」
    病院で、自然にそう言ったことがある人は多いかもしれません。

    今回の『Light My Way』では、“パターナリズム”と“インフォームド・コンセント”という、少し難しいテーマについて、おのやすなりさんと、しらかわじゅんこさんが語ります。

    昔の医療では、患者本人に病名を伝えないことも珍しくありませんでした。
    一方で今は、十分な説明を受けた上で、患者自身が治療を選ぶ時代になっています。

    けれど実際には、説明を受けても理解しきれなかったり、不安で頭に入らなかったりすることもあります。
    限られた診察時間。
    専門用語。
    そして、“自分の身体のことを自分で決める”ことの難しさ。

    番組では、しらかわさん自身のセカンドオピニオンの体験や、おのさんが25年以上通院している緑内障治療の話も語られます。

    長年お世話になっている主治医。
    感謝している。
    でも、どこか“工場長”のように感じていた――。

    その言葉には、医師への不満ではなく、長く治療を続ける中で生まれる、少し複雑な距離感がにじみます。

    医療は、治療だけでは終わらない。
    説明だけでも足りない。
    そこには、人と人との関係がある。

    静かに語られる言葉の中に、病気になった時、誰もが一度は感じる不安や迷いが映し出されていきます。

    答えを出すためではなく、少し立ち止まって考えるための時間。
    そんな回になっています。

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    おのやすなり
    しらかわじゅんこ
    Production COMIMA
    Script Ono Yasunari

    公式noteマガジン
    https://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892

    公式X
    https://x.com/sinkuyusi29879

    21 min
  • 障害者スポーツ大会は”ガチ”でした

    競技場の風や、足音まで伝わってくる、とても良い回ですね。
    「初めての1500メートル」という挑戦を通して、“見えないからこそ感じる世界”が自然に描かれていました。
    番組の空気感を壊さないよう、静かなドキュメント感を意識してまとめました。

    「61歳で、人生初の1500メートルに出場する。」
    今回の『Light My Way』は、そんな少し意外で、でも静かに胸に残る体験のお話です。

    大阪の視覚支援学校に通う、おのやすなりさんと、しらかわじゅんこさん。
    今回は、学校の仲間たちと参加した障害者陸上大会について語ります。

    50メートル走で思わず転倒してしまった話。
    放課後のグラウンドで続けた練習。
    そして、視覚障害を持つ仲間が伴走者として隣を走ってくれた時間。

    年齢も立場も違う二人が、同じトラックを走る。
    その風景には、「支える」「支えられる」という言葉だけでは表せない、不思議な温かさがあります。

    さらに本番では、パラリンピックにも出場したレジェンド選手と同じ組に。
    見えないからこそ伝わってきた、足音。
    追い抜かれる瞬間の風。
    おのさんは、その空気そのものから“本物のアスリート”を感じたと言います。

    この番組は、何かを大きく語る番組ではありません。
    けれど、誰かと一緒に走ること。
    年齢を重ねてから新しい挑戦をすること。
    そして、「できない」と思っていたことの先にある景色を、静かに教えてくれます。

    競技場の音や息づかいまで浮かんでくるような、やさしい時間。
    よければ、耳を傾けてみてください。

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    おのやすなり
    しらかわじゅんこ
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    21 min
  • セカンドオピニオンと日本人気質

    「違う答え」が欲しかった。
    今回の「Light My Way」は、“セカンドオピニオン”をテーマにした回です。
    けれど
    人が不安の中で、どうやって希望を探そうとするのか。
    そんな時間が静かに語られていきます。


    しらかわじゅんこさんが抱えているのは、自己免疫の異常が視神経に向かう、非常に珍しい病気です。
    少しずつ視力が低下していく中で、駅の表示が読みにくくなる。
    子どもの表情が、少し見えづらくなる。
    そんな日常の小さな変化から、“世界が変わり始めている感じ”が現実になっていったと言います。


    大学病院で「難しい」と告げられ、奈病んだあげく希望したセカンドオピニオン。
    別の先生の話を聞くことに、期待もあった。
    でも同時に、怖さもあったそうです。
    「先生の機嫌を損ねないだろうか」
    「見捨てられないだろうか」
    そんな感情は、日本人らしい遠慮なのかもしれません。


    それでも人は、“違う答え”を探してしまう。
    「まだ方法があります」
    「まだ可能性があります」
    そんな言葉を求めてしまう。
    頭では難しいと理解していても、感情は希望を探し続ける。
    その姿は、弱さというより、「生きようとしている感覚」に近いのだと思います。


    結果が変わったわけではない。
    不安が消えたわけでもない。
    それでも、「聞いていいんだ」と思えた。
    そして、「自分がどう生きたいか」を考える時間になった。
    今回の放送には、そんな静かな言葉が残っています。

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    28 min
  • 重度障がい者医療費補助制度を受けるということ

    重度障害医療費助成制度は、医療費を軽くする仕組みでありながら、それ以上に「自分は支えられている」と実感させるきっかけになる――この回は、その静かな気づきを丁寧にたどります。

    制度は明確な基準で動きます。対象となれば、診察や検査、薬の負担は大きく軽くなります。けれどその裏側には、「その状態であるからこそ受けられる」という現実があります。支援は“得をすること”ではなく、今の自分の状態と引き換えにあるものです。だからこそ、単純に喜べない気持ちや、どこか引っかかる感覚が残ります。

    番組では、実際に制度を受けている立場と、まだ対象ではない立場、それぞれの思いが語られます。医療費の負担が軽くなる安心感。一方で、制度の線の外側にいる不安や葛藤。さらに、「もし対象になるとしたら、それは状態が悪くなることでもある」という複雑な心の動きも浮かび上がります。

    制度は仕組みであり、人の感情までは測れません。それでも、その中で「ありがたい」と感じる気持ちが、自分を支えていることに気づく。そんな静かな余韻が残る回です。

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    23 min
  • 障害者手帳のリアルと感情

    障害者手帳は、「自分を区切るもの」ではなく、「社会とつながるための道具」である――この回は、その本当の意味を静かに見つめ直す内容です。

    制度はやさしさでできているように見えますが、実際は明確な基準で動く仕組みです。申請しなければ始まらず、等級によって受けられる支援も大きく変わります。同じように困っていても、線の内側か外側かで扱いが分かれる。その現実に、戸惑いや違和感を覚える場面も少なくありません。

    番組では、1級と5級という異なる立場から、それぞれの実感が語られます。交通費の負担、利用できる制度、日常の小さな選択。その一つひとつに、見えにくい「差」があります。けれど同時に、その差があるからこそ、この制度の構造が見えてくる。そんな気づきも浮かび上がります。

    制度は人を分けるためのものではなく、支えるためにある。そう捉えたとき、手帳の見え方は少し変わるかもしれません。迷っている人にとって、最初の一歩をそっと示してくれる回です。

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    おのやすなり
    しらかわじゅんこ
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    26 min
  • プロの”あんま師”とぼくたちの違い

    結論から言うと、
    今回のテーマは「わかってきたのに、わからなくなる」という感覚です。

    1年間、あんまの実習を重ねてきた二人。
    知識も増え、できることも増えたはずなのに、
    なぜか自信は減っていく。
    その理由は、頭で理解したことが、
    手の感覚としてまだ結びついていないからです。

    たとえば、体の構造はわかる。
    どこをどう触ればいいかも、理屈では説明できる。
    でも、目の前の人に「気持ちよかった」と言ってもらえるか。
    あるいは、体の変化を感じてもらえるか。
    そこには、まだ距離がある。

    現場を見れば、さらに迷いは深くなります。
    資格がなくても、指名が絶えない施術者がいる。
    なぜその人は選ばれるのか。
    その違いは何なのか。
    二人は、そんな問いを静かに重ねていきます。

    そして見えてきたのは、
    「知識はスタートラインにすぎない」という気づきでした。
    相手の状態を感じ取り、
    その人に合わせて手を動かす。
    そこまでたどり着いて、はじめて“プロ”と呼べるのかもしれない。

    まだ途中です。
    答えは出ていません。

    けれど、その迷いの中に、
    確かな一歩があるように感じています。

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    おのやすなり
    しらかわじゅんこ
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    Script Ono Yasunari



    23 min
  • 白杖の白状(こくはく)

    見えているふり」を、いつまで続けるのか。              「障がい者である自分」を、いつまで否定するのか。今回のLight My Wayでは、白杖を持つことへの葛藤と、その先にあった変化について語ります。見えにくさを抱えながらも、なんとか日常をこなしてきた日々。人に気づかれないように歩き、ぶつからないように神経を張りつめる毎日。その中で感じていたのは、「できないことを隠し続けるしんどさ」でした。

    白杖を持つことは、「できなくなった証」ではなく、自分を守るための選択。そう受け入れたとき、身体も気持ちも、少し楽になっていきました。

    無理を手放したときに見えてくるものがある。           それは、「できることは、やる証」だったのです。カッそんな気づきを、静かに共有する回です。

    ナビゲーターおのやすなりしらかわじゅんこ


    制作 COMIMAスクリプト おのやすなり

    23 min
  • もう一つの人生を生きるということ

    「学生になる」ということは、若い人だけのものだと思っていませんか。
    今回のLight My Wayでは、視覚支援学校に通う私たちが、「学生でありながら、学生だけではない」日常を語ります。

    仕事を持つ人、家庭を支える人、それぞれの人生を抱えたまま学び続ける現実。朝から夕方までの授業、その後に続く仕事や家事。決して楽ではない日々の中で見えてきたのは、「完璧でなくても続けること」に価値があるという気づきでした。

    今の生活があるから無理だと感じている方へ。そのままの自分でも、新しい一歩は踏み出せるかもしれません。そんな小さな勇気をそっと後押しする回です。

    ナビゲーター
    おのやすなり
    しらかわじゅんこ

    制作 COMIMA
    スクリプト おのやすなり

    23 min
  • 盲学校ってどんなところ?

    盲学校は、同じような人が集まる場所だと思っていた。けれど実際は、年齢も経歴もばらばらの人たちが集まり、それぞれの人生を背負ったまま同じ時間を過ごしている場所だった。

    共通しているのは「見えにくさ」だけで、その中身も一人ひとり違う。学びは想像以上に厳しく、解剖学や実技に苦戦しながら、自分の不器用さにも向き合う。


    それでも、チャイムや給食、何気ない会話の中に、遅れてきた青春のような時間がある。ここは資格を取るだけの場所ではなく、ばらばらのままつながる場所だった。音声でも話しています。

    陽気な還暦おじさん”おの”と

    2児の子育てママ”しらかわ”

    年齢も境遇も違う二人の同級生が、楽しくも厳しい学園生活を語ります。


    24 min
  • なぜポッドキャストを始めようと思ったのか

    このポッドキャストは、視覚支援学校に通う私たちが、視覚障害と向き合う日常や学びを通して感じたことを発信する番組です。

    もともと私たちは、視覚に不安を抱える中で孤独を感じていました。しかし同じ境遇の人たちと出会うことで、「一人ではない」と実感し、その気づきや世界観の変化を誰かに伝えたいと思うようになりました。

    視覚支援学校という環境では、「障害があることが特別ではない」という価値観に触れます。そして、世の中の誰もが何かしらの課題や困難を抱えているという視点に気づかされました。

    だからこそ、この番組では
    👉 「人は決して一人ではない」というメッセージを届けたいと考えています。

    また、学校では学びきれない情報や社会とのつながりを、自ら発信することで広げていきたいという思いもあります。発信を通して、多様な人とつながり、自分たちにできる社会貢献の形も探っていきます。

    その手段として選んだのがポッドキャストです。視覚に頼らず、「声」で直接思いや感情を届けられることが、この媒体の大きな魅力です。

    「見えない世界から見えてきた“つながり”と“気づき”を、声で届ける番組」

    • 孤独だと思っていたけど、そうじゃなかった

    • 障害は特別なものではなく、多様性の一つ

    • 誰もが何かしらの課題を抱えている

    • だから「一人じゃない」

    • 発信することで社会とつながれる



    16 min

About Light My Way(すべての体験を価値に変えよう)

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人生の途中で視覚に障害を持つことになった還暦のおっちゃんと二児の子育てママが、現実を受けとめ、自分の人生を歩き直す。