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2025年5月8日(木)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は上地和夫さんです。
琉球国王が即位儀礼の冊封など儀式の際に着用していた国宝「玉冠」の
春の特別展示が2日から、那覇市歴史博物館で始まっています。
18世紀から19世紀に製作されたもので
現存する琉球国王の冠はこの1点のみです。展示は14日までとなっています。
玉冠は、東京に移り住んだ尚家が保管していたため、沖縄戦の戦禍を逃れました。
博物館によりますと、去年アメリカから返還された歴代琉球国王の肖像画
「御後絵」のうち、尚育王がかぶっている玉冠とほぼ同じ形だということです。
王の威厳を示すように龍を刻んだ金のかんざしや、表面を彩る金や銀、
水晶など7種類からなる玉の飾りからは、往事の繁栄がしのばれるます。
山田(やまだ)葉子(ようこ)学芸員は
「東京大空襲などの中を尚家の方たちが守りつないでくれた。
戦災をくぐり抜けた貴重な資料。琉球王国の歴史とともに
この貴重な文化財を残し、守り継いできた方々に思いをはせてもらう
機会にもなればと思う」と話しました。
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2025年5月8日(木)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は上地和夫さんです。
琉球国王が即位儀礼の冊封など儀式の際に着用していた国宝「玉冠」の
春の特別展示が2日から、那覇市歴史博物館で始まっています。
18世紀から19世紀に製作されたもので
現存する琉球国王の冠はこの1点のみです。展示は14日までとなっています。
玉冠は、東京に移り住んだ尚家が保管していたため、沖縄戦の戦禍を逃れました。
博物館によりますと、去年アメリカから返還された歴代琉球国王の肖像画
「御後絵」のうち、尚育王がかぶっている玉冠とほぼ同じ形だということです。
王の威厳を示すように龍を刻んだ金のかんざしや、表面を彩る金や銀、
水晶など7種類からなる玉の飾りからは、往事の繁栄がしのばれるます。
山田(やまだ)葉子(ようこ)学芸員は
「東京大空襲などの中を尚家の方たちが守りつないでくれた。
戦災をくぐり抜けた貴重な資料。琉球王国の歴史とともに
この貴重な文化財を残し、守り継いできた方々に思いをはせてもらう
機会にもなればと思う」と話しました。
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