40年以上続く超人気番組。沖縄の「今」を沖縄の「言葉」で紹介します。
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2024年9月12日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県は、ハブにかまれる被害が増えるという
9月から11月に
「ハブ咬症防止運動」を実施し、
石積みの穴埋めや、
野積みにした廃棄物の整理など
環境整備を呼びかけます。
県衛生環境研究所によりますと、
ハブは7月と8月に1匹の雌が
2個から15個の卵を産み、
8月下旬から9月上旬にふ化します。
ふ化した子ハブは体長およそ40センチで、
当初から毒を持っています。
農作業や草刈りの作業中に
かまれることが多く、
秋に被害が増える一因とみられます。
運動では、ごみを放置せず、
ハブのえさとなるネズミが
集まらないようにしたり、
空き地や墓地の雑草を
刈ったりすることも勧めます。
農作業時は長靴をはき、
見通しの悪い草地では
最初に草刈り機を使い、
鎌などでの手作業はできるだけ避けることが
望ましいということです。
2024年9月11日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
りゅうぎん総合研究所などは3日、
「県内におけるバス・タクシー運転手不足の
現状と課題解決に向けた検討」を
発表しました。
バス運転手、タクシー乗務員共に60歳以上が
6割以上を占め、
高齢化が課題となっているとともに、
バス・タクシー乗務員数が過去最低で
推移していることに触れ、
将来的に公共交通の維持が困難になる
可能性などを指摘しました。
りゅうぎん総研によりますと、
バス運転手数は減少傾向で、
22年度は1641人と
過去最低となりました。
年齢構成は60歳以上の割合が
全体の61・8%を占めました。
タクシー乗務員数も減少しており、
21年度末時点でピークだった
2009年度のおよそ半分となりました。
年齢構成は60歳以上が78・1%で
大部分を占めており、
高齢化は深刻な状況となっています。
りゅうぎん総研などは職業としての魅力向上と
外国人労働者の受け入れ、
二種免許取得支援、
県民の公共交通利用促進などを提言し、
バス・タクシー両事業者の収益向上の
必要性を挙げました。
こうした中、タクシー業界は
「日本版ライドシェア」の取り組みを
開始するなど、
新たな雇用確保に向けての
施策展開も報告されました。
2024年9月5日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
恩納村は村内に住む高校生の通学費の
負担軽減に向けた独自の通学費補助事業の
補助金申請を30日まで受け付けます。
オンラインは1日から受け付けており、
文書は2日から村教育委員会で
受理しています。
国や県の通学費支援や補助を
受けていない生徒が対象で、
申請した世帯には10月に、
夏休み期間中の8月を除く4月から9月分の
補助金を請求した口座へ
一括で振り込みます。
村内に15ある各行政区の
中央部に近いバス停や施設を
居住地の拠点にします。
拠点から高校までの距離を
5キロから30キロまで5キロ刻みで分け、
距離区分に応じて助成額を決めます。
最短の5キロ未満は月額2千円で、
5キロごとに2千円ずつ増額し、
最長の30キロ以上は
1万4千円を助成します。
自家用車や自転車で通学する生徒、
保護者負担で運行しているスクールバスの
利用者も支援対象となります。
居住地の拠点を巡っては当初、
村内4小学校の校区を基準とする
予定でしたが、
補助割合に差が出るという意見があり、
行政区を基準にしました。
村教育委員会の担当者は
「対象者はもれなく申請し
就学支援の一助にしてほしい」
と話しました。
2024年9月4日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県ハイヤー・タクシー協会は先月30日、
沖縄本島と宮古島市で、
一般ドライバーが旅客運送する
「ライドシェア」事業を開始しました。
タクシー業界は繁忙時に車両の供給が
追い付かない状況があることから、
週末金曜と土曜の午後4時から
翌日午前5時の間、
タクシー会社の管理下で運営する
日本版ライドシェアを本格導入します。
沖縄本島ではまず参加意向を示した
16社の74台、宮古島では2社の6台で
スタートします。
本業のタクシー事業と需給調整が必要なため、
ライドシェアに使えるタクシーは
県内の登録台数の5%が上限です。
2種免許を保持するタクシー運転手が
確保できない際に遊休車両を使い、
タクシー会社の研修を受けた
一般ドライバーが運転します。
出発式で東江一成会長は、
現在県内では2種免許を持つ運転手がおよそ7千人いるが、
100%稼働するには
およそ3千人足りないとし、
「供給不足で県民、観光客の皆さまに迷惑をかけた。
少しでも改善したい」と意気込みました。
沖縄総合事務局の星明彦運輸部長は
「今回の取り組みは生活者の方も観光客も
満足度を上げていくものだ」
と期待を示しました。
2024年8月29日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県は、急病やけがで救急車を呼ぶべきか
迷った際に電話で専門家に相談できる
「おきなわ♯(シャープ)7119(なないちいちきゅう)事業」を
来月9月1日から始めます。
「不要不急」の119番を避けてもらい、
救急医療機関の適正受診につながる効果が
期待されます。
当面は伊江村、南大東村、北大東村、
与那国町を除く37誌町村の区域で
先行実施され、
救急車の利用を迷った際に「♯7119」に電話すると、
常駐している看護師が対応します。
症状などを確認し、
必要な場合は医師の意見も聞きます。
1日午前0時にスタートし、
年中無休で24時間利用できます。
日本語だけでなく英語や中国語、韓国語、
ネパール語など12カ国語で
相談に対応します。
事業が始まるのに合わせて、
発熱コールセンターは今月末で終了します。
県内では、救急搬送された人のうち
軽症者の割合が高く、
おととし、救急搬送された
7万8196人のうち、
軽症者は54・3%で、
全国平均より7ポイント高くなっており、
事業開始を発表した玉城デニー知事は
「♯7119を利用してもらうことで、
医療機関での適正な受診体制の構築に
つながっていくと期待している」
と話しました。
2024年8月28日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県内の豆腐よう製造企業7社などが22日、
県庁で記者会見し、
「豆腐よう協議会」を
設立したと発表しました。
小林製薬の紅こうじサプリメントに関する
健康被害の問題では、
青カビの混入が原因だったものの、
紅こうじへの風評被害が生じ豆腐ようの
製造・販売にも影響が
出ているということです。
このため業界で協力して
安全性や衛生管理の統一基準の策定、
食文化の発信などに取り組みます。
豆腐ようは島豆腐を紅こうじのつけだれで
発酵させた食品で、
琉球王朝時代から食べられています。
小林製薬の一連の問題を受け、
県内の豆腐ようメーカーも風評被害対策で
自主回収や製造停止に追い込まれる
事例が出ています。
協議会は、琉球うりずん物産の
久高直也社長が会長に就任し、
県工業技術センターの豊川哲也主任研究員、
沖縄大学健康栄養学部の宮良恵美(みやら・めぐみ)教授、
琉球大学農学部の橘信二郎(たちばな・しんじろう)准教授らが
アドバイザーに就き、
衛生管理や性質の分析、栄養学や食文化の発信などで助言します。
10月24日を語呂合わせで
「豆腐ようの日」と定めてPRしていくなどの
活動も予定しており、
久高会長は「豆腐ようの認知度向上や
発展が必要だ」と意気込みを語りました。
2024年8月21日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
テレビ朝日系で9月から始まる
仮面ライダーシリーズの新作
「仮面ライダーガヴ」で、
主役の仮面ライダーガヴ役を
県出身の俳優、知念英和さん(19歳)が
演じることが決まりました。
テレビ朝日が発表したもので、
県出身者で仮面ライダーの主役を演じるのは2015年に仮面ライダーゴーストを演じた
西銘駿さん以来です。
知念さんは、
21年にスターダストプロモーションの
「第2回スターオーディション」で
1万5918人から
ファイナリストの1人に選ばれました。
主役を務める仮面ライダーガヴは、
お菓子がテーマで、
お菓子の力と口のようなベルトを使って
変身する主人公・ショウマが人間を襲う敵・
グラニュートと戦います。
知念さんは
「夢だった仮面ライダーの主人公を務めます。
生まれ育った大好きな沖縄の皆さんに
応援していただけるよう、これから1年間、仮面ライダーガヴとして
頑張ります」とコメントを寄せました。
2024年8月15日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
浦添市の西海岸で11日、
水深およそ1・5メートルから3メートルの
浅瀬でミドリイシなどのサンゴが
白化しているのを
琉球新報の記者が潜水し確認しました。
白化は浅瀬を中心に広がり、
礁縁沿いでも確認されました。
専門家は「浅瀬ではおよそ1カ月前から
高水温が続いている。
このままでは高水温に耐えられる生物だけが
生き残る多様性が失われた環境に
なってしまう恐れがある」
と危機感をあらわにしています。
浦添市西洲の那覇港浦添ふ頭から北側の海域は
サンゴ礁に囲まれた礁池が広がり、
枝サンゴやテーブルサンゴの群落が点在し、
豊かな生態系が育まれています。
白化はふ頭からおよそ100メートルの海域に
点在する枝サンゴの群落や
テーブルサンゴなどで確認され、
共生する褐虫藻が抜け出て
白く骨格が透けたサンゴが
あちこちで見られました。
浦添市の西海岸で環境教育などの活動を続ける鹿谷麻夕(しかたに・まゆ)さんは、
本島への台風の接近も
見られないことなどから、
しばらくは高水温の状態が続くとし
「現状は見守ることしかできない。
このまま地球温暖化が進めば、
海の多様性は減少する。
自然環境への負荷を減らし、
海の健康度を健全にする取り組みを、
みんなで考え推進する必要がある」
と提唱しています。
2024年8月14日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
那覇市識名の市営識名霊園や周辺の墓地で、
墓に置かれた花瓶や茶わんなどの仏具が
数多く破損していることが
このほど、分かりました。
市環境保全課などによりますと、
破損は去年から目立ち始め、
742基のうち128基で
仏具の破損が確認されました。
市側は那覇署に情報提供して
対応しているということです。
破損した仏具は花瓶が多く、
ばらばらになった物もありました。
霊園内にある墓の管理は
個人に委ねられているため、
霊園の職員は片付けられないということです。
霊園に隣接する墓地でも仏具の破損が
十数基ほど確認され、
墓を掃除していた男性は「花瓶も茶わんも
全部ない。取る人がいるのかね」と語りました。
強風で仏具が落ちて割れるのを防ぐため、
20年から30年前の製品から香炉に
花瓶や茶わんを置く穴が設けられていますが、
強い台風だと花瓶が浮いて
落ちることもあるほか、
最近はカラスが茶わんを落として割る事例も
あるということです。
一方で、たたいて割られたような花瓶も
あったということです。
県内では16日から旧盆を迎えますが、
霊園の担当者は
「壊されないように仏具を持ち帰る
利用者もいる。早く原因が究明されてほしい」
と語りました。
2024年8月8日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
国頭村は観光地や道の駅など村内の6カ所に、
新たにEV=電気自動車充電設備の
整備を進めます。
EV向けの充電インフラなどを
手掛けるテラチャージと共同で
取り組むもので、
村内の自然環境が世界自然遺産に
登録された中、EV推進を後押しすることで、
観光振興と環境保全の両立につなげます。
新たにEV充電設備を設置するのは
道の駅ゆいゆい国頭、比地大滝、
やんばる森のおもちゃ美術館、辺戸岬、
奥やんばるの里、やんばる学びの森の
6カ所です。
今月6日に順次着工し、
年内には稼働を開始します。
今回、テラチャージが提供している
6キロワット出力の「普通充電器」を
導入するもので、
1時間の充電で
およそ40キロの走行が可能です。
充電を待つ間、
各施設で観光を楽しむことができます。
村では既存の充電設備の少なさや、
故障で使用できないといった課題があり、
目的地までの距離が長いことで観光客から
充電設備を求める声も上がっていたことから、
事業を始めました。
テラチャージの辺士名毅代司沖縄営業部長は、
世界自然遺産の地域でガスを出さない
EVの普及は重要だとした上で
「自然を生かした観光がメインの沖縄で、
国頭村が率先して取り組んだことは
重要な意義がある」と話しました。
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